カレンダー
2024年3月
« 11月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

8/12ニュース「ベビーシッター利用しやすく」で思うこと(後編)

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日の続きです。

ベビーシッター利用しやすく グリーはネットで指名
2014/8/12 23:35[有料会員限定]

ポピンズ社の取組みについては、これは社内の仕組みの整備ということであれば外部の人間がとやかくいうことはなく、手配が早くなることは絶対賛成ではあります。ただ気になるのが例にされている場面です。
「急病のときなどにも対応しやすくなる。インフルエンザの流行時などは即応できないと、依頼者が仕事を半日休むなどしてシッターの到着を待つ場合などがあったという。」
とのことですが…

インフルエンザのときでも仕事に行かなきゃいけなくて、そんなときでもシッターさんを使わなきゃ行けない?
…こんなに切羽詰まった人の需要は果たしてあるのでしょうか。

インフルエンザに罹患するときっと高熱が出ているはずです。
容態が急変したらどの病院に連れて行くのかなど、緊急手配したシッターさんに預けるのは相当勇気のある親だと思います。またそれを預かれるシッターさんも相当勇気のあるシッターさんです。

こんな親ばかりになる世の中だとすると…逆に不安になりました。

病気のときは病後児保育室の利用なのではないでしょうか。フローレンス社の取組みが有名です。
そしてその環境が整っているところで子育てする…というところまできちんと考えないといけない世の中になっているのだと思います。もちろん簡単に住む場所は変えられないので、とっても難しい問題ですが、もうそういう世の中なんだと知る必要があります。

私も4-5年前は毎週の様にシッターさんを利用していました。
保育園に迎えに行ってもらうので、特定のシッターさん3名の中でのお願いをしなければならず、急な対応はできない(シッターさんも別の予定が埋まっている)という不便も味わっています。

そんな時期でも幸いにも病気の子どもをシッターさんに預けてまで…にはなりませんでした。
市の病後児保育室が近くにあり、たいていの場合はそちらで預かってもらうことができました。
でも病後児保育室は定員が2−3名ですから、絶対に預かってもらえるわけではないですので、そう言った場合はやはり仕事を休まざるを得ないのですが…それは子どもが小さい時期は仕方ないものとして割り切らないとと思っています。

ベビーシッターと提供側と利用側の双方の環境が変わり、利用者が利用しやすくなるのは良いことなのは間違いがありませんが、何と言ってもや家族、親子関係がハッピーであってこそと思います。
よりよいシッター環境が整うことを願います。

コメントは受け付けていません。

個人情報保護方針