我が家のシッターさんの思い出
こんにちは。シンカ代表の手島です。
ベビーシッターの話題について取り上げていますが、そのシリーズ最終回(?)として、私が実感したことをいくつかあげておきます。これは私の家族が利用したシッター会社さん個別の方針なのか、それとも業界標準なのか、調べたことはないのですが。
■ベビーシッターは食事を作れない
夕食も作ってほしかったのですが、子どもを面倒見るためのシッターさんは目を離して(手を放して)食事を作るわけにいかないということで、食事を作るための人をお願いするか、子どもを見る時間よりも前からシッターさんをお願いして料理を作ってもらうか…ということでした。「温めて盛り付けて出す」は可能ということでした。
ですので、基本的には前の晩かその日の朝から支度をして、冷蔵庫に入れて置手紙でお願いする…スタイルでした。鳥そぼろ丼をお願いすることが多かったのですが、鳥そぼろを作っていると娘が「今日はシッターさん?」っていう条件反射をするようにもなりました。
■保育園のお迎えはいきなりお願いしたシッターさんは行けないので面通しが必要
保育園にお迎えに行ってもらうわけなので、保育園も何処の誰を知っている必要があり、まずは親がシッターさんと一緒に行って園と話を付ける必要があります。子どもとの相性は事前の面談、面接で話し合いますが、保育園だっていきなり来て「シッターです」と名乗る人に引き渡すわけにはいきません。
当然、その面通しの日のシッターさんの拘束時間も費用は発生します。自分は仕事の時間を確保するためのシッターさんを利用したいのに、その面通しの時間は自分は仕事もできずシッターさんのお金がかかることになります。必要とはいえ、うーん。
我が家の場合は、面接の結果、最初はお2人を決めさせていただいて、保育園に事前にお話しをしておきました。その後、シッターさんの都合が合わなくなり3人目の方をお願いすることになりましたが、3人目のときはシッターさんの会社も事前に会うことなくこれまでの我が家の情報を踏まえて派遣してください、私たちも経歴書等の情報だけで信頼でOKとしました。そしてなんと保育園も送り迎えの時にそのコピーを渡して話をする…だけで面通しなしで利用した記憶があります。いま思えば、子ども達も「今日のシッターさんはどんな人なんだろ」ということですよね。それで一緒に家に帰って過ごしていたと…。よく頑張ってくれました。
■余談
シッターさんを利用し始めた最初の頃、そのシッターさんは確か20歳くらいの看護学校生だったのですが、「お風呂に入れておいてください。自分たちで入れますが、シャンプーだけはしてあげてください」とお願いをしていました。私が帰宅すると、お風呂場からキャーキャーいう楽しそうな話声が聞こえるんです。あの若いシッターさんも入っちゃってるの??「ただいまー」とも声を掛けられず勝手にドキドキしてしまいました。もちろん、一緒に入っているわけではなく、裾をまくって洗い場に行ってシャンプーをしてくれていただけなのですが。勝手にドキドキしてすみませんでした。
途中から彼女の学校が忙しくなったのか、時間が合うことがなくなってしまって来てくれなくなってしまったのですが、子どもたちにとって、保育園の先生(よりも若い)年頃の女性が最初担当してくれたこともシッターさんの免疫をつけるのに役立ったのかもしれません。
特に金銭面でシッターさんを使うハードルは高いかもしれませんが、利用してみることは良いこと、とてもメリットがあることだとは感じています。みなさんももし迷われてるのなら一度利用してみることをお勧めします。