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“究極のIT夫婦の賢い生活”
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経MJ(日経流通新聞)の1面が面白い記事でしたので紹介します。
『究極のIT夫婦』
「賢い生活」達人のアプリ術
”近未来の夫婦”像が紹介されていまして、カーテンも自動、ゴミの日のプッシュ通知、夫婦の行動もお互い共有して…というようなことが例示されています。
でもこれを「賢い」と呼んでいいのでしょうか。
確かに”ITの恩恵”は受けていますが、日々の生活のすべての瞬間にスマホが手放せなくなっていて逆にスマホに弄ばれていないか?と不安になりました。
私はまだこの生活は要らないです。
もう少しヒューマンな面があってもいいです。うっかりミスだったり、多少の無駄があるのが日常生活なんだと思います。
これって私が古い頭なのでしょうか。
「正しい夫選び」が大事だそうです
こんにちは。シンカ代表の手島です。
これは私のひがみなのか、やっかみなのか。
日経web版にあるこちらの記事ですが、みなさんはどうお感じになるでしょうか。
「正しい夫選び」が育児と仕事両立のコツ 山崎万里子
ユナイテッドアローズ初の女性執行役員に聞く(後編)
「バリキャリ」代表といってもいいような肩書きの女性です。プロフィールを見ると私と同学年のように思います。
インタビューの終盤で6歳年下の旦那さんの話題に触れて
とのこと。なにが正しくて、なにが間違っているのか…言葉に困りますが。
これは私は実践しました。今でもです。
家族にとって今の幸せがあると思えているので私は経験してよかったと心から思っています。
私も妻から「正しい夫」と思われたということで…喜んだところで今日のblogの筆を置きます。
2017年もシンカblogをよろしくお願いします。
こんにちは。シンカ代表の手島です。
このシンカblogは今年も「家族(子育て)と仕事の両立を目指す」こと、「ライフワークバランス」に関するニュース・トピックスを中心に取り上げていきます。
昨年は「日本死ね」に代表されるように、とても注目を浴びた年でした。
ただいつもの通り「すごく前進した」とも思えない年でした。
今年がどういう年になるか、日本はこのあとどこに向かっていくのか。
しっかりと見据え、考えていきたいと思っています。
本格的には成人の日の連休明けの1/10からスタートします。
2017年もどうぞよろしくお願いいたします。
手島 正陽
シンカ株式会社 Synca Corporation
http://www.synca-corp.co.jp
自治体が保育所を増やせない理由
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞の12/5朝刊の首都圏面にこんな見出しの記事がありました。
保育施設、どこまで増やす 自治体の子育て支援
本社など調査 少子化と就労希望増、需要予測難しく
2016/12/5付日本経済新聞 朝刊
「女性が輝く」や「労働力不足」などとうたって、預けてでも働け!という流れではないのですか?女性人口が少なくなったって、安心して預けて働けるの環境があれば出生数が激減ということはないと思っています。
今よりも良い環境を整えて、母数が減っても出生数が減らない工夫をするべきなはずなのですが。未来へ向けた投資と思って対応してもらえないものでしょうか。
もうこの国を縮小させることにしかならない施策だと諦め感ばかりが強くなります。
個人的な意見ですが、
- 基本的には100%保育(=保育園の義務化)
例えば1歳を過ぎた次の月から入れます。のように。逆に「預けない人は申告してください」とする。 - 妊娠期(出産、育児をする前提)からきちんと産婦人科にかかることも義務化する。
そうすると、いつ子供が生まれるか、何年何月ころから保育園に入るという情報が把握できる。
(もちろん生まれることは絶対計画通りということではないですし、引っ越し等の事情もあるわけですが) - 自治体、日本全体でどのくらいの保育需要があるかを1年前には把握できることになる。
その情報をもとに設備・スタッフの拡縮および近隣自治体間のやりくりも横断的に実施
のような感じにならないのかなと思っています。各論は省きますが、おおよそこんな風にと。
■昨秋の関連エントリ
「資生堂ショック」と女性に優しいを考える
こんにちは。シンカ代表の手島です。
前回のエントリの最後に「マミートラック」という言葉を使いましたが、
その言葉に関連し、言葉自体も説明してくれている記事があったので取り上げます。
日経電子版にある、「資生堂ショック」を取り上げたものでした。資生堂ショックについても記事の冒頭部分に書いてあるのでご覧になってください。
若手リーダーに贈る教科書
本当に「女性に優しい会社」とは?
石塚由紀夫著「資生堂インパクト」
確かに、「厳しいな」という思いもありましたが、多様性を受入れるのなら、できるだけ公平に・平等にということを追求するのも真理だと思います。お互いが「向こう側は特別だから」みたいに思ってしまうのは不幸なことです。
マミートラックは仕事の軽減と引き換えに昇進・昇格のチャンスが減る。望まずにマミートラックに追いやられた女性は「頑張ってもどうせ評価してくれない」と仕事へのやる気がそがれ、それを見た上司や職場の同僚は「やっぱり子どものいる女性に仕事は任せられない」と女性社員への評価を一段と下げる。そしてそれが女性社員のやる気をさらにそぐ。子育て中の女性社員にまつわる負の連鎖は多くの企業でみられる。
(86ページ 第2章 「マミートラック」の罠)
資生堂ショックはあくまでも女性のライフワークバランスに特化した話のように受け取ってしまいがちですが、男性(=夫)も意識も行動も変わらなければいけないです。
「女性が輝く」だけのスローガンでは到底達成できないのだろうということを強く再認識しました。
このwebの記事に紹介れている書籍を今度読んでみます。
時短勤務をトライアルで終わらせないで
こんにちは。シンカ代表の手島です。
週末土曜日の日経新聞の女性面に男性幹部社員が時短勤務トライアルをしたという話がありました。
男性部長も体験 育児の時短勤務
初日は楽しかったが…1週間が限界!?
記事中にもありますが、こちらの会社さん、社長自らが率先して実行したそうです。
男性側は「トライアルだから」!?と思ってませんか。 何年も続くんですよ。これが。
私も通算で6年以上やってます。 朝も夜もあわただしく、最近、子どもからは「怒ってばっかり」と呆れられています。
でもとても大切な第一歩であることは確かです。「トライアルやってみました」だけではなく家庭の夫婦間、職場の同僚・上司との相互理解・相互協力の体制が早く気づけると良いと思いました。
記事の本論とは違うところで気になってしまいました。下世話で申し訳ありません。
・45才で5才と3才の子供。ようやく授かった子ども。子育ては体力的にきついはず。
・ご夫人が33歳。歳の差婚! 奥様のことをとても大事に思っているのでしょう。
・ご夫人が「マミートラック」にならずに生涯獲得賃金で考えると一番効果があるのだろう。
ご夫婦にとって、家族にとって良い関係づくりの一助になることを願ってます。
日経ニュース『シッター控除見送り』
こんにちは。シンカ代表の手島です。
この週末に日経web版にあった記事です。
シッター減税見送り 17年度改正、政府・与党方針
2016/11/26 12:52[有料会員限定]
でも税制改革については、ニュース(記事)先行で取り上げるも実際には見送られるということが多いのだということをこの2年で学びました。
喜び損。ぬか喜び。 来年度以降は“踊らされないように”気を付けたいと思います。
★昨年同時期のエントリ
シッター代 所得控除!のぬか喜び | Synca Blog
私自身、ベビーシッターさんにはもうお世話にならない立場なので、実際のメリット享受はありません。
こういうところが子育て関連の施策については世論が盛り上がらなかったり政治の決断を鈍らせるのだと思います。
このシッター問題でしたら、私自身が「数年前なら必要だったけど今は別にいいや。がんばった良い思い出」みたいに「のど元過ぎれば」になってしまいます。子育て関連の施策の実効は難しいんだなと、実感します。
災害への備えの再確認
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日は思いもかけず大雪。 首都圏では54年ぶり、観測史上初ということだったそうです。
日経新聞のサイトの記事より
東京都心で積雪、11月は観測史上初
2016/11/24 12:31
朝の電車もダイヤが乱れていました。
次女とも少し早めに出て正解だったようです。
また地震も体に感じるものも何度かあり、自然災害に対する備えを改めて喚起するということなのでしょうか、日経DUALにもそのような記事が改めて掲載されていました。
当時のシリーズ連載の再掲のようです。
共働き親のための「大地震からわが子を守る方法」(連載バックナンバー)
前半の、共働きで仕事中に罹災した際にどうするか?の記事のリンクを載せておきます。
大地震になれば、共働き親はわが子と3日会えない
【もし災害が起きたら特集】(1)7割の確率で起こる首都直下地震。「火の津波」が起き、徒歩でも帰るのは困難に
大地震が起こる前に、わが子と共に行うべき準備
【もし災害が起きたら特集】(3)親子での事前準備がわが子の命を救う。離ればなれになったときの約束事とは?
「災害時に学校が守ってくれる」という考えは甘い
【もし災害が起きたら特集】(2)「3.11」に起こった大川小学校の悲劇。なぜ多くの児童が亡くなったのか?共働き親は何ができるのか?
少々大げさかな?と思うところ、「そう。我が家もそうしてる」と思うところと いろいろありました。
それぞれの家庭の地域的特性だったり親の勤務地と学校との距離だったり 各家庭で様々だと思います。 また特に子どもはライフスタイルが成長と共に変わってくるので、年度が替われば生活も変わっていくことが普通でしょう。
忘れたころにやってくる災害がきてからでは遅いので、 どんなきっかけでもいいので、今回のような大雪でもいいので 、家族で改めて話し合うことが大事だなと思いました。
日経一面 TOPの「ベビーシッター半額補助」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞の一面にどーんときました。
ベビーシッター半額補助 厚労省、17年度に
早朝・夜間の子育て支援拡充
2016/9/30 2:00[有料会員限定]
「やむを得ない」がどの程度かとても気になります。加えて
10億円って少なくない額のお金ですが、他のことに使っている費用を考えると、たった10億と言わざるをえません。
※例えば、白紙撤回したデザインに14億円…とか(TV朝日ニュースサイトより)
ザハ氏事務所に約14億円 新国立競技場の“白紙”で(2016/08/26 18:02)
ベビーシッター代の補助は、かつて苦労した身からすると羨ましいですね。世代間の不公平は産まれた年のアンラッキー(両親には失礼な話ですが)を呪うしかないですが、同時代で頑張っている人たちのなかで使える人・使えない人の不公平感は少なくしてもらいたいです。
そして、たった10億円ではなく、ちゃんと子育て支援の効果があがるようにもっと充てる・無駄にせず効果測定する…ということをお願いします。
▪️参考エントリ
当時の我が家のベビーシッターの利用料に関する話題も過去のエントリで紹介したことがありました。
当時シッター代が“経費”になっていたら | Synca Blog
▪️その他、私自身がベビーシッターを利用したことの話題
専業主婦を全否定はしません
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞のweb版にこんな記事がありました。
働く力再興 私の提言
「専業主婦のいない社会を」 岩田喜美枝氏
21世紀職業財団会長
2016/9/8 2:00[有料会員限定]
まだ、今のようなライフワークバランス(=世の中は”ワーク・ライフ・バランス”)なんて考えもない時代にご苦労されたお話です。大変なことだったと思います。
そんな先輩の最後の締めのお言葉が
とのこと。
専業主婦を本当に望み、収入の多寡ではなく生活が豊かと感じることができているのであれば、それを他人は否定できないはずです。
ようは、それぞれが望む人生設計・キャリア設計ができることが大事だなわけで。
雇用の流動性、キャリアを一度外れると戻れない…ことにもっとメスを入れなきゃいけないと思っています。