「ゼッタイ辞めない」大切さをどう伝えるか
こんにちは。シンカ代表の手島です。
駒崎さんのコラムを取り上げた昨日のエントリに「ぜったい辞めない」というタイトルをつけました。
でも、辛い仕事、イヤな仕事をずっと続けるのは不幸です。
これからの時代は(←大げさですが)、男性女性を問わず、社会に出てある程度早い段階で「これをしばらくがんばる」という道を見つけないと、家族を持ち子どもを育てると言う点では不利になる…ということを若い人たちには積極的に伝える必要があるということでしょうか。
いつまでも自分探しをしていると、子育てと言う点では大変になる。
もちろん、その上で、産まないという選択をする人たちも尊重すべきですし、出産後・育児中でも転職、職種変更を伴う転職ができるような環境の整備も望まれますし、マミートラックとして仕事から離れた人の再就職ができるような環境も大切です。
ただ、昨日の駒崎さんの意見のように、「生涯賃金が大きくなるよう、仕事は続けるべき」というのであれば、自分自身が「この仕事or職場なら子育てをしながらも働きたい」と思えるところを早期に確立することがとても重要です。
それこそ、就活のセミナーなんていう直前の時期のノウハウだけをインプットする時期ではなく、思春期のころから家庭でも学校でも伝えていく必要があるのではないかと考えてしまいました。
だとすると…こういったことを、これから社会に出て行く層にどう伝えていくのか。駒崎さんのコラムがデュアラー向けのメディアではなくて、これから大人になる世代に向けて、伝わる内容とリアリティで発信されないとだめなのでしょう。
◆関連エントリ
学習やキャリアということもさることながら、世の中の経済が、若者が家庭に入ることを是としない構造になっていると思っています。
子どもを持つことの障壁の根底 | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/tokyo-yofukashi/