日経MJ:学童併設の私立小学校の話題
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経MJ新聞に学童併設の私立小学校の話題がありました。
放課後の預かり保育を行っている学校の志願者数が増えているとの事です。
そこにあった文章で気になったこと。
一昔前は共働き家庭にとってハードルの高いものだった。受験のための塾に平日に通う事ができなかったり、小学校の面接で良い印象を持たれなかったり
確かにそうでした。私の娘も受験をした6年前は「一昔前」だったように思います。何で良い印象を持たれないのでしょうか?
家で面倒を見ていないから、躾がおろそかになっている…ということだと思っています。これが当時の価値観と言うか、世間の目ということでした。
我が家は妻もフルタイムで仕事をしている環境で受験をし、合格できました。その子も今春卒業します。この子を育ててくれたのは間違いなく保育園で、お友達・保育士さんと過ごす日々の中で、人間性・社会性を育んだと自信が持てます。
ただ、受験時の親の経歴欄には妻がフルタイムで働いている事は書かなかったと記憶しています。
それを考えると、この6年間でも周りは変わってきたと実感できます。
この記事に旧知の野倉社長もコメントを寄せていました
「教育水準も高く、仕事でも活躍しているようなお母さん・お父さんは、教育にも熱心で、教育にお金をかけることもできるので、学校側も働く両親を蔑視するようなことはありません」
“蔑視”は言葉がキツい気がしますが…。
私立学校は、少子化の中での生き残りという面で受入れ間口を広げたいと言う動機はあるにせよ、一昔前の価値観が変わった好例と言えるのではないでしょうか。
世の中の意識は変わってます。今週のエントリでホカツを取り上げていますが、各制度制度も変わって欲しいと強く願います。