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イマドキ小学生が考える「イケてる小学校」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日、長女(小学5年)のクラスが授業参観がありました。
平日の午後(5時限目)とあって、父親は少なめ。クラスには4人だけでした。他との比較ができないのでわからないですが、どこもこんなものですか?もちろんと言ってはなんですが、他の3人の父親も顔見知り、勝手知ったる”いつものメンバー”のような感じでした。
さて、その授業ですが、「プレゼンテーションを実践してみる」という内容で、取り上げた題材は「架空の(私立)小学校の職員になって自校のアピールをしよう」ということでした。自分たちが私立の小学校なので、児童みんなも「学校は特色を打ち出して、学校説明会などを開催してアピールするもの」だというのは実感として持っているから成り立つ課題設定だなと思ったりもしましたが、さてどうなりますか。
事前の準備は当日の1時間だけだったそうです。班ごとの発表がはじまりましたが、「我が校のここがすごい!」のアピールポイントに時代を感じました。ほとんどの班が上げた施策は次のものでした。
『グローバルな人材にします』
9班中7班。外国の方を招いてのコミュニケーションの時間を取る。ホームステイもする。英語の試験もする…などなどいろんなことが出てきました。各教科の授業も英語でするという“学校”もありました。
『タブレットを1人1台』『インターネット完備!』
4つの班が掲げていました。宿題もタブレット。生徒各個人の机に液晶モニタがあります…なんていう“学校”も。「アプリをインストールすれば復習もできます」なんて、小学生でも普通に話す世の中になったんですね。でも「手書きのノートも使います」とも言っている子もいて、子どもながらに、タブレットだけで手書きを忘れてはいけないって葛藤があるんでしょうか。
『セキュリティは万全』
4つの班が挙げていました。個人にも校内いたるところにも防犯ブザーは当たり前。ある“学校”は制服にマイクロチップが埋め込まれていて、事件事故があってもすぐ居場所が分かる!とアピールしていました。大人になったら、「そんなの着けられたら息苦しいよ」…って思ったりするはずですが、子どもの安全ですから…必要なのかな。
他にもいろんなアイデアが出てきました。日本の食料自給率を考えて自家農園の食材で給食作ります!とか、地域の老人とも交流しています!とか連絡事項はBlogで書いてあります!…とか、子どもたちなりに一生懸命考えたことが伺える内容でした。
自分が小学5年から6年にあがることに、こんなことは考えていたのか?と時代の流れを感じずにはいられませんでした。
特に英語教育については、子どもたち自身がその必要性を実感していることは嬉しく思いました。どう実践し、本当に日本を飛び出していく人材になっていくのか。親である私もちゃんと支えていかないといけません。
こども環境白書
こんにちは。スタッフKです。
子どもが、総合の授業で使う「環境に関するエコについて書かれている本や、インターネットで調べたもの」を持ってくるように言われました。
図書館に行く時間がなかったため、ネットで調べてみました。
きっと、子ども向けのエコに関するサイトがあるだろうと思い調べてみたところ、環境省が運営する「こども環境省」というサイトがありました。
主な内容は、環境省についての紹介です。このサイト内では、『こども環境白書』という、環境省が子ども向けに毎年発行している冊子ををダウンロードすることができます。地球温暖化・東日本大震災からの復興・生物の絶滅危機等について、イラストやグラフを用いてわかりやすく書かれています。
今回は、最新の子ども環境白書2015から、ごみ問題3R(Reduce・Reuse・Recycle)について説明されている記事をピックアップして学校へ持って行きました。
環境省のサイトでは、以下の様に『こども環境白書』について説明されています。
「こども環境白書」は、「環境・循環型社会・生物多様性白書」の内容を基に、主に小学校高学年以上を対象として、身近な環境問題を分かりやすく解説した環境教育用の冊子です。本冊子は、主に各教育委員会を通じて、全国の小学校等に1校当たり1部を配布しています。
これでは、なかなか見る機会はなさそうですね。でも、過去に発行された『こども環境白書』も含め、環境省のサイトからダウンロードすることができますので、小学生のお子さんのいらっしゃる方は、一度ご覧になってみてください。