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料理の愛情はかけた手間暇では測れない
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALに連載されているコラムの記事です。
小島慶子 「料理は愛情!」の押し付けはうんざり
料理にかけた手間暇で「愛情採点」するのはやめないか?
挑戦的、挑発的なタイトルですが、冒頭のオーストラリアの小学校のランチの様子などは非常に興味深い内容です。
小島さんという方の仕事をしている姿を拝見したことはなく、このコラムの中だけでしか存じ上げないのですが、このコラムに通底する「他人に、周囲に流されずに自分の信じていることを貫けば良い」というメッセージは共感できます。
今回は、お弁当作り、手料理に関するお話しでした。
ちょうど、私も今朝は次女のお弁当を作りました。次女の小学校は毎週水曜日がお弁当持参です。
父親が無骨ながらも手作りでお弁当を用意してくれる。それだけで良いかなと思っています。
キャラ弁や色使い、栄養バランスなどは二の次で、少し申し訳なく思っていますが、家族の気持ちのつながりはお互い感じられているのではないかと。
私も時間のやりくりには腐心しますけれど、そこまで苦痛ではないですね。とにかく隣人のいうことに惑わされず、子どもと向き合っていればよいのだと再認識できました。
食育と共働きへのプレッシャー
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経の一面の「食と農」という連載企画がこんな見出しでした。
願いは健康長寿(2)食育から「SHOKUIKU」へ 子供の舌守れ 万国共通
農業の現場と、給食の現場ががんばっているという取組みの紹介と、それを海外に出していこうという記事でした。
ということで、味の素社がベトナムにも広げているという紹介もありました。
ちょっと観点が飛躍してしまうのですが、こういう話しを聞くにつけ、 「食育も家庭から」というプレッシャーが出てしまうことを危惧します。 いわゆる団塊世代の都会の核家族から独立した共働き家庭にはプレッシャーになると思います。
私も食事を作りますが、子どもたちは美味しいと言って食べてくれますが、食育だなんて考えて、子どもたちに伝えていくことなどはほとんど考えられません。
私自身が食育に興味をもって大人になったわけではなく、ただ美味しく、楽しくという考えだけですから、とてもそんなことまで手が回りません。精一杯やったとして、食事を作る手伝いをしてもらうとか、食材の買い物のときに産地とか季節などの会話をする程度です。
料理だって、危険な食材、製造過程が良くわからないようなものを使わないとか、 栄養が偏らないようにしようという程度が精一杯です。
食育は大事!なことは重々承知ですが、 あまり家庭、特に仕事と家庭を両方頑張っている人たちに 過度なプレッシャーにならないように…と、こういう話題のときに思うことが多いです。