4月 30th, 2015
デュアラーの転職感
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALからの記事です。発信力の高い駒崎さんの意見です。
駒崎弘樹 ダメボス企業には迷わず見切りを
2馬力の収入源がある共働きなら、自分が納得できる環境を求めて柔軟に動きたい
上司についての話しとのことですが、効率の良い働き方全体の議論になっています。ワーク・ライフバランス社の小室社長の主張と重なります。まあ当然のことなのですが。
そして“デュアラー”向けの情報サイトですから、共働き・共稼ぎの人へのメッセージがあります。
今働いている組織がずぶずぶの「ダメボス企業」だと気づいたら。僕だったら、ソッコーで見切りをつけて、自分が気持ちよく働ける組織へと転職します。消費者行動と同じで、「ダメだと思う組織では働かない」という選択的アクションを取っていくことが、皆にとってよりよい社会づくりのために重要だと考えるからです。
2馬力の収入源がある共働きであればなおさら積極的に! いわゆるブラック企業のような環境で無理に働き続けた結果、もしも心身を病んでしまったら、回復を含めての時間の損失は甚大です。
考え方はごもっとも。鶏か卵かではないですが、動く人が多くなれば変わる速度も上がるはずです。
親世代の「終身雇用」はとっくに崩壊している神話。何も恐れず、自分が納得できる環境を求めて柔軟に動くことが、個人の生き方にとっても、社会にとっても前向きな選択になると思います。
でも、やっぱり会社としては雇用するコストはかかります。会社としてだけではなく社会的にもでしょうか。鶏と卵の片側であるこちらの面も、環境を求めて柔軟に働くための人材の流動性が高い“市場”とその制度整備も、発信力のあるこの方に後押しを期待しています。