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高齢者偏重をいつ止めるのか
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日2/17の記事に「18歳から選挙権」ということが書いてありました。
選挙権を持つ若者の数を増やしても、投票率が上がらなければまったく意味がありません。
18歳選挙権 成立へ 与野党合意、70年ぶり改正 16年参院選から
2015/2/18付[有料会員限定]
若年層の声、政策に 18歳選挙権、新有権者240万人
2015/2/18付[有料会員限定]
人口構造を理由にして、高齢者が多いから、高齢者に人気の施策ばかりで若年層のことは後回し!?そんな誰でもわかるような運営を求めてはいません。
それなのにいざ困ってしまって急に育児と仕事の両立頑張れだの女性が輝くだのって、そんなご都合主義の政治なら要りません。
本日2/18の日経の社説も取り上げていました。
「18歳投票」に備えた有権者教育が急務だ
2015/2/19付
改めて見ると驚きますね。これだけ、若者には冷たく、お年寄りに厚い政策を続けてきました。何がおもてなしの国だ?と思います。若い世代が「はい、選挙権あげますから、投票してね」って言われても投票する訳がありません。投票してもらうためには、国が変わるんだ。自分たちとその次の世代の将来が楽しみだ…って思えなきゃ参加するわけがありません。
選挙で言えば、死票が多い現制度の問題点の解消、一票の格差の問題。給付や社会保障などの財政で言えば、まずは国会議員の歳費の削減や天下りや無駄な公共投資の見直しなども在るでしょうに。これらもちゃんと実行するから選挙にも来てねってことだと思うのですが。
この現実を受け止め、痛みを伴っても将来世代のために良い国を作る!という心意気の溢れるリーダーの出現、行動を望みます。
投票に行かない結果の国政・行政は
こんにちは。シンカ代表の手島です。
選挙の話題は最後にしたいのですが、いくつかのニュースを取り上げます。
昨日のスタッフKからのエントリにあったように、非常に低い投票率でした。
自民党は前回の得票数よりも少ない票数で、“圧倒的多数”を占めてしまいました。
投票率最低 700万票消えた 「選べぬ選挙」関心低く / 「自民優勢」報道を警戒
2014/12/16付[有料会員限定]
確かに今すぐに効くことはないのかもしれませんが、未来のために託せるリーダー(議員)を…という観点が必要です。
消費税の増税が延期され、各方面で期待していたことが躓くことも懸念されます。
消費増税先送り、家での子育ては後回し?
2014/12/16 6:30[有料会員限定]
それなのに、国会議員の給与(歳費)は引き上げられてしまっていて、国家公務員の給与も「民間の引き上げに準じて」引き上げると言う決定が政府によりなされています。
国会議員の給料 5月分から月額26万円、年間421万円引き上げ
2014.05.12 Newsポストセブン
公務員の給与引き上げ決定 人事院勧告を完全実施
2014/10/07 09:14 【共同通信】
私たちはこんな人たちに国の運営を託してしまっている…辛いと嘆いても時すでに遅しなんです。
このままこの人たちに託すのか、例え小さな影響しか与えられなくても行動するのか、しっかり考えていきたいです。
戦後最低の投票率
こんにちは。スタッフKです。
衆議院選挙が終わりましたね。
開票結果についても思うことはありますが、それ以前に投票率の低さが気になります。
戦後最低という52.66%と、ほぼ半数の国民が投票に行っていないということになります。
衆院選投票率52.66%戦後最低更新
期日前投票・不在者投票という制度がありますので、投票日当日、やむを得ない理由で投票所に行くことができない人は、そんなに多くないはずです。もし、入院していたとしても、不在者投票施設に指定されている病院であれば、院内で投票することも可能なのです。
衆院選の期日前投票 前回より10%増
前回の衆議院選挙より期日前投票が10%増えたということなので、期日前投票という制度は浸透しつつあるかと思います。それでも投票率は低下しているというのは、なぜなのでしょう。
「選挙権」は「権利」であるかもしれませんが、私は「義務」に近い権利ではないかと思います。
あるテレビ番組の選挙速報で、視聴者からのTwitterのコメントを流していました。その中に、「選挙に行かない大人は無責任だと思う」という中学生からのコメントがありました。投票に行かなかった大人で、このコメントを見て恥ずかしいと感じた人がいたでしょうか。
選挙権を与えられている人は、自分の為だけに選挙権を与えられている訳ではないのです。選挙権の無い未成年、これから生まれてくる子供達のことも含め、考えなくてはいけないのです。仮に、自分のことだけを考えたとしても、今の生活や将来に全く不安を持っていないのでしょうか。
以前、区長選の時にも投稿しましたが、今回当選した議員・与党の方々は、今回の投票率自体が問題であるということを忘れないでいただきたい。国民全員の支持を得たと訳ではないのですから。
衆議院議員選挙
こんにちは。シンカ代表の手島です。
この週末は衆議院議員選挙です。自民党以外の政党が与党になることがほとんど不可能に近い状況で、どうにも盛り上がらないのですが、子どもたちの未来のためにも自分の意思表示はしなければ行けないと思います。
病後児保育事業のフローレンスを運営されている駒崎さんのBlogも、選挙のことが話題になっています。
若い人の無関心が、その後の日本を決めてしまうという危機感が強いのだと感じました。
今回の選挙でも積極的に発信されています。
落としちゃ「ダメよ〜、ダメダメ」な衆院選候補者リスト
これで貴女も、争点の無い選挙でも楽しめる☆衆院選イケメン候補者リスト2年前にも訴えている記事がありました。
無関心は無責任だということを肝に銘じて、私も投票に行ってきます。
区長選の投票率
こんにちは。スタッフKです。
当然ではありますが、市区町村単位で行われているサービスについては、それぞれ異なります。
例えば、健康診断の対象年齢や自己負担金は、各市区町村で異なります。
最近では、子供の任意の予防接種(水ぼうそうやおたふくかぜ)も、助成金が出る市区町村もありますが、助成対象の期間や金額はそれぞれ異なります。
保育園の待機児童数は全国的に見ても増えていますが、東京都の中野区・杉並区では、保育園の待機児童数が多く入園できないお子さんが半数という状況になり、今年の3月には区役所に異議申し立てをしたというニュースがありました。
保育園に入れない杉並区、中野区の実情
「独身で、健康診断や福利厚生がしっかりしている企業に勤めていて、親の介護もまだ心配がない」なんて人は、上記のような例にはあまり関心が無かったり、情報に触れる機会も少ないかもしれません。
でも、大雨で自宅近所の川が氾濫することがあるかもしれませんし、今まで無料だったゴミ収集が有料になるかもしれません。
市区町村という単位は、自分の住む一番身近なエリアです。
それだけに、自分の住む市区町村の何かが変わった時に、自分の生活が便利になったり、不便になったりすることがあるかもしれません。
東京都中野区・杉並区では、先月、区長選挙が行われました。
投票結果はどちらも、現職区長が当選、投票率30%以下という結果だったそうです。
私個人としては、身近なニュースや心配事と市区町村の運営方針が関係ないとは思いませんので、投票率の低さには正直驚きました。
低い投票率で当選された区長の方々には、次回、高投票率の中で多数の票を集める覚悟で、努めていただきたいと思います。