カレンダー
2016年9月
« 8月   10月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

9月 14th, 2016

育休2年化のニュース

こんにちは。シンカ代表の手島です。

日経新聞の政治欄にあったこの見出し。

政治
育児休業を2年に 厚労省が延長検討、子育て世帯を支援
[有料会員限定]

fullsizerender-8

育休を2歳まで延長できれば、やむをえず0歳児を預けていた保護者が早い時期に子どもを預けなくて済む。保育所としても、0歳児にかかっていた保育士を1、2歳児などほかの担当に回せるため、結果として預けられる子ども全体の数を増やせる。

なるほど、そういうロジックですね。

ただ労使の一部からは「育休を長く取ると労働者の技術が鈍り、職場に復帰しづらくなる」と不安の声も上がっている。このため「子どもが保育所に入れない特別な場合のみ2歳まで」などと育休延長に条件がつく可能性もある。

あれあれ、こんな条件をつけたら何も変わらないのではないでしょうか。

この件についての個人的な意見は「スキルが鈍るから2年は長い」ということに近いです。

会社側の気持ちとして、、2年も雇用を固定されるのはその間の業容の拡大・縮小にどう対応するのか、戻ってくる人の職場をずっとキープしなければならないのは制約になる局面が多いと感じます。

個人としては、受け入れ態勢がしっかりしている前提ですが、ゼロ歳児からどんどん預ければ良いと思っています。もちろん、長時間やネグレクトに近いような預け方は論外ですが、時短勤務をしながら朝夕しっかりスキンシップ・コミュニケーションを取れるのであれば、積極的に外の保育施設は使って構わないという意見です。

結局「雇用の流動性」というところの未整備なのかなと思います。
雇うこと、解雇することの制約。
働く側にとっての「何回も転職している」とか「履歴書に各事項が多い」のがマイナスポイントだというような風潮…などをなくしていかないと、変わってこないのではないでしょうか。

個人情報保護方針