9月 9th, 2014
暴力はしつけではない
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今日も日経DUALの記事に関連した話題です。
一部引用します。
スウェーデンでも30年前は「軽い体罰はしつけのために必要」と考えられてきた歴史がありました。これを大きく変えるきっかけとなったのは『長くつ下のピッピ』などで知られる童話作家アストリッド・リンドグレーンの次のようなスピーチだったのです。
「戦争のない現在でも、暴力はこの世の中にあふれています。子どもたちは、日々それを見たり、聞いたりして、最後には暴力というのは自然なものだと信じてしまうでしょう。だから私たち大人は、暴力以外の方法も必ずあることを、家庭の中から子どもに示すべきではないでしょうか」
みっともないのは駄々をこねる子どもではなく、「叱りつける親のほう」
暴力に訴えるということを幼いうちに身につけてしまうということですね。確かにそれを避ける力のある次世代を作らなければいけません。スウェーデンも30年かかってるということですので、私たちも一朝一夕にはできない難しいことのように感じます。
かくいう私もほんの数年前ですが、仕事を終えてから幼い娘を迎えに行っていた時期に、むずかって親の言うことを聞いてくれない子どもに手を挙げることはないにしても、どうにも気持ちを抑えることができずに壁を叩いたり地団駄を踏んだりという経験はあります。
いま娘たちの怒りの感情の表し方が「自分と似ているんだろうな」と思うこともしばしばです。
子育ては何事にも「遅きに失した」ことはなく、思い至ったときから始めれば良いと思うようにしていますので、これから娘との接し方をより一層気をつけたいと思います。
一方で子育てはイライラとの戦いなわけなので、その我慢だったり、ストレスの吐き出し口が必要だと言うことを周りも気遣い、本人もその方法を見つけられるようにならないといけません。