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ワーママの苦闘
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALにあったコラムです。実際に奮闘している母親を取り上げるシリーズから、あるママさんの事例です。
日々きっと格闘なのでしょう。編集というお仕事は「時間通り」に進むワークではないでしょうから大変なのだと思います。
これまでの経緯をみると、マンションを買う・戸建てを買う…と2回の住宅購入が出てきました。でもそのマイホームが転職・転勤と重なるなんてなんて間が悪いご夫婦なのでしょうか。そしてこちらのママさんが行きついた境地。
これはその通りだと思います。まったくもって「全部を完璧にやらなきゃ」という強迫観念に駆られる必要はありません。
家が散らかっていることでいえば、そのことが許容できれば散らかっててもいいですし、逆に潔癖症、断捨離好きの性格だったら好きなだけきれいにすれば良い話で、キレイにしてなきゃいけないじゃなく、その人の心の平静が保てる環境が維持できることが大事なわけですから。
でもこのコラム、毎日大変で、本人とすれば日々戦場なんだろうなと、片付けを例にしたところのお話しは共感できたのですが、最後のまとめが少し違和感が残りました。
仕事できなくてもずっと働いている…の言い方は違うかなと思いました。「仕事ができない」のではなく、「長時間会社に残ることができない」だけであって、はやり会社ですから、その会社に価値を提供できない従業員は上司であろうとヒラであろうと退場させられるべきだと思っています。働かない上司を切れない制度が問題であるはずです。
今回の話しでいえば、「部屋が散らかっているから家庭と仕事が両立できていないなんて思われない」社会こそ当たり前だって話しですよね。これについては私は諸手を上げて賛成です。
脱・完璧主義
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞から受け取っているメルマガの記事の見出しにこうかいてありました。
興味をひかれたので読んでみたら面白かったです。引用が多くなるので2回にわけてエントリします。
インタビューの記事ですが、小林さんとは
という方だそうです。
「あなたが家にいてほしいというから、お母さんは夢を諦めたのよ」と子どもに言い、「あなたが両立は無理だというから、仕事を辞めたのに」と夫に言うことになる。辞めた後になって、「仕事ってこんなにすてきだった。楽しかった」って実感したとしても、かつてのポジションには戻れないでしょ? だから、仕事は簡単に手放しちゃいけない。
どうしても仕事のパイプを細くしなくてはいけない時期はあるけれど、とにかく「自分」というものをおなかに持ち続けていることが大事です。夢や目標を実現するには、自己責任の覚悟を持つことが必要だから。
もちろん、専業主婦になる。徹底的に子どもと過ごすことを夢や目標ということもできるでしょう。子どものために尽くすことだってすごく尊いことです。
でも家族の外、仕事ということに目標を定めるのであれば、手放さないでいる前提で、生活を組み直すといいますか日々の過ごし方、身の回りの優先順位を考えなければなりません。
ちょっと極端なもの言いですが…。おおむね賛成です。
前回のエントリで紹介したサンドバーグさんにも通じるものがありますが、完璧主義との決別が大事かと思います。やりすぎて息切れ、疲れてしまっては元も子もありませんから。
長くなるのでいったん切ります。続きは次回に。
朝の食事にこんな時短グッズ
こんにちは。シンカ代表の手島です。
朝のお弁当ネタのエントリを続けたからでしょうか、日経DUALの記事にこんなものが載っていました。
もう朝ご飯でバタバタしない!役立ち時短グッズ2選
レンジに入れられるお皿とランチョンマットにもなるトレイ
コーナーのタイトルも「時短ラボ」です。
このページに載っている写真に驚きました。
確かに時短グッズですね。
トーストとおかず(オーブンで作れるもの)がいっぺんにできると…。
一人暮らしや子ども一人だといいですね。
我が家は4人家族で、少なくとも娘二人の朝食をいっぺんに出そうとするとちょっと無理かなって思ってしまいました。
2人分となるとオーブンと何かとで2つ同時に行わないとそろわないですから。
でもこのお皿、便利そうで、買ってみようかとかなり惹かれています。
※サイトより写真を引用させていただきます
プラス家事・リセット家事
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALの記事から家事のアウトソース化の話題です。
家事ストレスを減らす鍵は“家事の仕分け”にあった
リセット家事は積極的にアウトソーシング
“何でも自分できっちりやらなきゃ”からの解放というのは、とても重要なテーマだと思います。自分じゃなきゃ出来ないことに集中して、その価値を最大にするために、自分じゃなくても同じ結果になることは出来るだけ他にお願いする…という観点はとても大事で、決して咎められるものではありません。
女性に限らず、見栄を張るのは男性も同じです。
この記事にあるリセット家事・プラス家事という言葉は初耳でしたが、誰がやっても同じ結果になるものと、結果に対して影響を与えられるものということで違いがあるんだという考えはとてもスッキリします。
この記事の後半はさながらルンバの宣伝のような内容ですが、私の自宅もルンバを使っています。家の間取りを考えるときも段差や壁ができるだけ無いように考え、スクエア(四角く)にフラット(平ら)にと考えましたから。ルンバ前提のようなリビングにしてしまいました。
現代の技術に頼れるものは頼り、唯一無二の関係である親子・家族関係の成長に注力する…というのはとても大事だと実感しています。
当社のスタッフKも働きながらの子育てをしています。このBlogでも何度か便利グッズの話題も取り上げていますが、彼女のそういった視点でのエントリもこれから増えていくといいなと思っています。
11/21ニュース『妻が長く働いても 家事・育児時間、夫は短いまま 』
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経の記事にこういう記事がありました。
非常に興味深い内容なので、全文引用します。
一方で夫の仕事の時間は3分増の9時間53分、育児・家事が2分減の41分とほぼ変化がなかった。通勤は往復1時間7分。長時間の仕事や通勤で、平日に家事や育児に関わる余裕のない現状がうかがわれた。
212人の女性の平均年齢は43歳で、子供の数は1.9人。雇用形態はパート51%、正社員27%などで、夫は78%が正社員だった。妻の働く時間が1時間以上増えたのは、子育てが一段落し、働く時間を増やすなどした影響が大きいとみられる。〔共同〕
“共働きの女性683人のうち、2012年と13年を比べ、働く時間が増えた212人の回答結果を分析した。”とのこと。
この母数で日本全体の傾向と言えるか…コメントが難しいですが、このそもそもこの調査は何のため?
言葉が汚くて失礼なのですが「で、どうしたいの?」と私の頭の中はクエスチョンマークだらけです。
この『公益財団法人・家計経済研究所の調査』の元の情報を見てみて、後日感想をエントリしたいと思います。
ニュースネタ:増える「家事メン」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の日経新聞夕刊に次のような記事がありました。
増える休日の「家事メン」 2時間以上、4人に1人
2014/11/11 12:10
ということで、記事のタイトルになっているようです。
男性は家でふんぞり返って何もしない(できない…)という価値観は主流とは言えないということは、若い世代では実感できるのではないでしょうか。
ただ、調査方法が「時間」なので、それだけの評価軸だと本当の価値は計れていないのではないかとも思います。
小さい家だったり、食事をシンプルにする家でしたらそんなにかからないでしょうし。
大事なのは、お互いが「助かっている」「協力してもらっている」と思うこと。時間ではなくてその気持ちの大きさだと思います。
もちろんそんなことアンケートで集計しきれないので時間と言う物差しで代用しているのでしょうが。
夫婦、家族が協力し合うというのが自然になっていくといいですね。
ちなみにこの記事の後段にはこんなことが書いてあります。
これは何のための質問?調査?と思うのですが…。
私は結婚してからずっと着けています。仕事の時も。
冬ならではの調理法
こんにちは。スタッフKです。
先日、夕食の準備のことを書きましたが、これからの寒い時期だからこそできる時短&ヘルシーな料理法について書いてみたいと思います。
スペアリブや豚の角煮は時間のかかるメニューなので、お仕事のある日には避けがちなメニューかと思います。
でも、これも朝のうちに夕食の下ごしらえをする方法だと、時間短縮以外にもメリットがあります。
朝、圧力鍋で調理を開始します。圧力鍋の種類やレシピで異なりますが、十数分お肉と調味料を入れて火にかけ加圧します。その後、火を止め自然に圧力が下がるのを待ちます。この「待ち時間」を待っていると長いのですが、このままお鍋ごと放置して出勤してしまいます。寒い時期なら、お鍋もお料理もどんどん冷たくなっていくだけなので気になりません。
帰宅後、圧力が下がりきったお鍋を開けると、冷たくなったお肉と、白く固まったお肉の脂があります。火をかける前に、この固まった脂を取り除きます。お肉の部位や量にもよりますが、膜と言うより板状になっているので、割ときれいに取り除けます。取り除いた後に、必要であれば追加の調味料を入れ、更に煮込みます。
この方法だと、余分なお肉の脂を取る為に一度湯がいたりする必要がありません。
温め直しながら再度煮込んでいるうちに、他の料理の準備が出来ます。
時短だけでなく、余分な脂肪分も簡単に取り除けるので一石二鳥です。
夕食の調理時間の短縮法
こんにちは。スタッフKです。
夕食の準備をする時間が少ない共働き家庭では、どうすれば子供に早く夕飯を食べさせられるかというテーマがあるかと思います。
周りには、土日に作って冷凍しておくという人もいれば、とりあえず納豆があれば大丈夫という人もいました。
私は、娘が保育園に通っていた頃は「帰宅後は包丁とまな板は使わないで済むところから調理を始める」という方法を実践していました。
朝、朝食の準備をする時に、夕ご飯で使用する食材の下ごしらえを済ませます。例えば、お肉は切込みを入れ、味噌だれなど調味料を入れたビニール袋に入れます。野菜は全てカットして、ラップで包むかビニール袋に入れます。
これからの時期、鍋料理が多くなるかと思います。鍋に入れる野菜を袋に入れる場合は、火の通りやすいものから順に袋に入れていきます。そうすると、一番上にある火の通りにくい根菜類等から鍋に入れていくことができます。
お味噌汁も、だしを取り、具にある程度火を通します。お鍋ごと冷やしたら、お鍋ごと冷蔵庫へ入れます。そうすると、帰宅後は、温め直してお味噌を溶くだけで出来上がります。
お味噌汁だけでなく、煮物でもこの方法で途中まで作っておきました。
以前から、取っ手を取り外しできるタイプのお鍋は使用していましたが、この方法で夕飯の準備をするようになってから、お鍋も専用の蓋も取っ手も買い足しました。
帰宅後、一からは作らないけれど、出来立てのお料理を食べることは出来るのでお勧めです。それから、取っ手が外せるお鍋もお勧めです。
イクメン第2章(つづき)
こんにちは。シンカ代表の手島です
昨日のエントリの続きです。
同じ記事中に父子手帳と言う言葉がありました。恥ずかしながら初めて知りました。
目立つ父子手帳の配布・改訂
自治体が任意で製作、配布する父子手帳も変わり始めている。一般的には妊娠中の体のしくみ、産後の手続きや地域の支援制度などを簡潔にまとめたマニュアルの色合いが強かった。今のキーワードは「子育てのリアル」だ。
「夫の『育児を手伝う』という言葉は、妻にすれば当事者意識が乏しいと感じる。育児の全体像をイメージして、互いに何ができるかを話し合う材料にしてほしい」。冊子製作に協力した子育てパパ団体「さいパパ」代表の紅谷弘二さん(45)は語る。2児の父の実感として「週末イベント気分で育児をするパパはイクメンではなくイタメン(痛い男)」と笑う。
今年6月に改訂した兵庫県西宮市の父子手帳には「お母さんと赤ちゃんの24時間」という見開きページがある。産後直後の妻が朝から深夜まで、授乳やおむつ交換、散歩、家事にいかに時間を取られているかを昼間は家にいない夫に想像してもらう内容だ。市の子育て総合センターは「妻は夫に『頑張ってるんだな』と共感してほしい。相互理解があってこそ育児を担える」という思いを込めた。
週末にイベント感覚で手伝うのは「イタい」だけ…と辛辣ですが概ね賛成ではあります。
昨日のBlogに引用しましたがイクメンの元祖団体であるファザーリングジャパンも「新しいパパの教科書」という冊子を作っているそうで、昔は近所・親戚というコミュニティが果たしていた伝承機能の補完がはじまっていると感じました。
私も自分で読んでみて、経験と照らし合わせてみたいなと思いました。機会があったら取寄せてみます。
イクメン第2章
こんにちは。シンカ代表の手島です。
少し古い記事ですが、日経新聞Webのこんな記事を読みました。
「イクメン第2章」始まる 妻のよき理解者となれ
父親学級・父子手帳に変化の兆し 2014/8/20 6:30[有料会員限定]
「イクメン」が新語・流行語大賞の一つに選ばれたのは2010年。育児や家事を手伝う父親はじわり増えて、周囲の理解も着実に深まってきた。一方で「イクメンはかっこいい」というイメージや、家事をどれだけ手伝えるかという面が強調されすぎていた感もある。大切なのはパートナーとしての妻を深く理解し、よき家庭人になること――。そんな「イクメン第2章」とも言うべき考え方が、じわり広がり始めている。
私も“手放しで”イクメン礼参という時期は脱したのかなという思いはあります。
記事からの引用が多くなりますが、以下思うところを。
8月9日、育児・家事サービスを手がけるアイナロハ(埼玉県所沢市)の渡辺大地さん(33)は、松田母子クリニック(同)で父親学級を開いた。出産を控えた3組の夫婦が参加して、2時間の講義に熱心に耳を傾けた。父親学級の定番であるおしめの替え方やお風呂の入れ方には触れない。特に強調したのが「産後の父親の役割は家事代行ではない。妻の体調や気持ちを常に考える、最高の理解者であれ」という点だ。
「妻が夫にお願いしたい家事は何か、赤ちゃんの様子を見ながらではできない家事は何かを想像することが大事。そのためには2人が話し合う時間を持つことが重要」と説く。
。自称イクメンだったが、妻に「第1子が産まれた後のあなたは本当に役に立たなかった」と言われてハッとした。今では「本当のイクメンとは単なる子ども好きとは違う。子育ては大変なことも多いと理解したうえで、妻と密に協力して良き家庭を築いていく男」という信念を胸に、家事のテクニック論ではない父親学級を続ける考えだ。
おっしゃる通りなのですが、“夫婦共に作り上げていくものだ”のような壮大なストーリーが前面に出てしまうと尻込みする人たちも少なからずいると思いました。肩肘張るものではないと受け取ってもらえるといいのですが。
NPO法人ファザーリング・ジャパンが昨年10月に出版した「新しいパパの教科書」では、子育ての基礎知識の前に夫婦のパートナーシップの重要性を説く構成にした。「仕事が多忙で家事ができない、育児休暇が取れない男性も多い。それならどんなやり方があるか、十人十色のやり方を共に考えることが大切」と訴える。
全国の父親団体に所属する男性を対象にしたFJの調査によると、92%が「イクメンと呼ばれたことがある」と回答。そのうちの28%は「イクメンと呼ばれるのは嫌い」で「好き」(23%)を上回った。父親の育児が特別なこととして注目されたイクメンブームだが、当たり前の日常になるにつれて、その意味は自然と変わっていくのだろう。
それぞれ家族のパートナーシップ、子育てに対する価値観・スタンスがあると思うので、何でもマニュアルで画一的にならないのが育児です。まずは赤ちゃんはどういうものか、赤ちゃんを育てるとはどういうものかを知る事からなのでしょう。
私もそうですが、男性として子どもとどう接するかをまったく学ばずに大人になった世代の”イクメン”がどう形づくられていくか興味深いです。