8月 14th, 2015
「育児体験インターン」!?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経新聞に、小さい記事ですがこういったニュースがありました。
大阪ガスがインターンで子育て体験
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※iPhoneの新聞ビューワーの画像も貼ります。
インターンで「育児体験インターン」ですか…オリジナリティのある取り組みで、どんな反応があるか楽しみな半面、学生のときからそのようなことを考えることって大事でしょうか。「うちの会社に入ると産まなければなりません」になりませんか?とへんな心配をしてしまいました。
さらに紙面の内容と、ネットの記事の内容に詳細度で違いがあり、ネットの記事をみて驚きました。
大阪ガス、インターン学生に育児体験 社員との懇談会も
2015/8/13 23:54[有料会員限定]
ネットの記事には
と書いてありました。これは学生に必要ですか??保育園の実習のコストも会社持ち??
とのことですが、いまの学生たちが社会人になり、子どもを持とうとするならば、いやがおうにも両立をさせないといけないと思うのです。特に経済的な面で共働きを選択するほうが主流だと思っています。
「男が仕事。女が家庭」という価値観がなくなっていること、かつ、生涯獲得賃金と子供の教育にかかるお金を考えると、ほとんどの夫婦が仕事をしながら子育てになるはずです。
なので、わざわざ発掘する必要はないのではないでしょうか。
むしろ、育児体験インターンではなく、育児勤務がいる職場でのインターンなのだと思います。
長時間働くことを是とはもちろんいいませんが、まず個人として、その会社(組織)で求められる正規の成果、正規のパフォーマンスがあって、そのうえで、それを時短という制約でどう効率的に、高付加価値の仕事をするかということ。それに加えて、チームでどうフォローするかということが学生が社会に出る前に学ぶことなんだと思うのですが。
この育児体験インターンの実体験の話しだったり会社にどんな効果が出るのか…非常に興味深いです。