カレンダー
2015年8月
« 7月   9月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

8月 14th, 2015

「育児体験インターン」!?

こんにちは。シンカ代表の手島です。

今朝の日経新聞に、小さい記事ですがこういったニュースがありました。

大阪ガスがインターンで子育て体験
[有料会員限定]
※iPhoneの新聞ビューワーの画像も貼ります。

FullSizeRender-1

インターンで「育児体験インターン」ですか…オリジナリティのある取り組みで、どんな反応があるか楽しみな半面、学生のときからそのようなことを考えることって大事でしょうか。「うちの会社に入ると産まなければなりません」になりませんか?とへんな心配をしてしまいました。

さらに紙面の内容と、ネットの記事の内容に詳細度で違いがあり、ネットの記事をみて驚きました。

大阪ガス、インターン学生に育児体験 社員との懇談会も
2015/8/13 23:54[有料会員限定]

ネットの記事には

社員の自宅で子どもの世話を経験
保育園で実習を受けた後に9月に6回程度、社員の自宅を訪問し、子どもの世話をする。3歳未満の子どもの世話をする際には社員に在宅してもらう。

と書いてありました。これは学生に必要ですか??保育園の実習のコストも会社持ち??

仕事と育児の両立に積極的な学生の発掘を

とのことですが、いまの学生たちが社会人になり、子どもを持とうとするならば、いやがおうにも両立をさせないといけないと思うのです。特に経済的な面で共働きを選択するほうが主流だと思っています。
「男が仕事。女が家庭」という価値観がなくなっていること、かつ、生涯獲得賃金と子供の教育にかかるお金を考えると、ほとんどの夫婦が仕事をしながら子育てになるはずです。

なので、わざわざ発掘する必要はないのではないでしょうか。

むしろ、育児体験インターンではなく、育児勤務がいる職場でのインターンなのだと思います。

長時間働くことを是とはもちろんいいませんが、まず個人として、その会社(組織)で求められる正規の成果、正規のパフォーマンスがあって、そのうえで、それを時短という制約でどう効率的に、高付加価値の仕事をするかということ。それに加えて、チームでどうフォローするかということが学生が社会に出る前に学ぶことなんだと思うのですが。

この育児体験インターンの実体験の話しだったり会社にどんな効果が出るのか…非常に興味深いです。

個人情報保護方針