8月 19th, 2015
日経コンピュータ「イクメンSEに会ってきた」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
IT業界のニュースサイトに、こんな記事がありました。
「イクメンSEに会ってきた」という連載のようです。
総論――意外に多い?男性SEの育休事情2015/08/17
井上 英明=日経コンピュータ
私も制度・保障内容については「給与の○%」という程度の言葉でしか分かっていませんでしたが、具体的な数字に改めて驚きました。
毎月の支給金額は最初の6カ月が上限28万5621円。毎月の賃金のおよそ67%となる。7か月目以降は支給金額の上限が21万3150円。毎月賃金の50%が支給される。育休期間は社会保険料なども免除になるほか、組織によって様々な休暇制度を用意している。
育休制度は各社によって細かくは異なるが、「子供が生まれて最大1年半取得でき、その間は無給」が基本だ。この間、国の雇用保険から育児休業給付金が支給される。
これだけの保障があるんですね。
さらに日本のトップ企業ということなのえ、その規模が圧巻です。
約2万5000人のSEを抱える富士通と約2万3000人のSEを抱えるNEC
日立は全社では2014年、男性社員2万64281万人のうち236人が育休を取った。人数が非常に多い。だがSE1万人に絞ってみると、これまでの累計で10人と、取得者が少ない。
分母が…すごい人の数ですね。
イクメンSEとのことですが、こんなに恵まれている環境はとても貴重で一握りです。大半はこんな恵まれてはいません。
今の時代、こんな大企業で身を粉にして働く必要はまったくなくて、ここまで手厚い制度・保障がある環境にいるひとは積極的に育児休暇をとって、子どもと家族と触れ合って、大事な絆を深めてほしいと強く思いました。