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代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

2月 2nd, 2016

走れ正直者!

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日は長女(小6)が付属中学の入試日でお休みでした。
この春に一緒の学年になる子どもたちは必死に勉強してきて合格を勝ち取るかどうかの運命の日。その子たちと馴染めるか不安な内部進学生。12歳の春ですがいろいろな思いが交錯します。

さて、そんな2月の最初の日。長女が学校に行かないので終日自宅にいたのですが、姉とは違う学校に通う小3の次女が帰ってきません。

普段は4時すぎ。遅くて4時半頃のようですが、5時過ぎても帰ってきません。
電車とバスを乗り継ぐこと、制服で寄り道は厳禁とされていて、それを守っているので寄り道ということもないでしょう。電車が止まってる?のなら公衆電話から電話してくれるはず。30分も過ぎると心配になります。

そしてやっと帰ってきたのは5時半近く。1時間も遅れました。

理由を聞いたら、「○○ちゃんと帰ってて、駅の前で1円拾ったから交番に行ったんだけど、○○ちゃんのお母さんに連絡が取れなくて交番でずーーーっと待たされた。」とのこと。

子どもが届けると保護者に身元確認の連絡があります。
お友達のお母さん、たまたま携帯を持たずに近所に出かけていたようで、連絡が取れるまで待たされたそうです。

その話を聞いた長女。
「あー交番に行っちゃダメ。めんどくさいよ」とのこと。
以前、スマホを拾ったと交番に届けたことがあり、私の携帯に「駅前の交番です」と電話がかかってきてドキッとしたことを思い出しました。

次女も「次からは駅員さんにする」とのこと。お友達とも「交番に届けるんだったらい次はあなた(次女)ね」という話しになったそうです。

長女は「1円だったら申し訳ないけどスルーするな。拾って自分でもらうわけにいかないし、届けてめんどくさくなるのも嫌だし。誰かに良い人に拾われてってことで、見なかったことにする」んだそうです。

親としては「まずはちゃんと届けて手続きまでしてきて偉かったね」としか言えませんでした。
ひと昔まえの歌で「交差点で100円拾ったよ。いますぐ交番届けよう」っていうアニメの主題歌ありましたが、社会の仕組みとその都合悪さ?を身を以て学んだ姉妹でした。

 

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