6月, 2016
消費税増税の延期が正式発表されました
こんにちは。シンカ代表の手島です。
消費税の増税の延期が発表されました。
首相、消費増税延期を表明 19年10月に10%
「世界経済リスクに備え」「参院選で信問う」
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日経新聞もかなりの紙面を割いています。
いろんな意見があっていいと思います。中ほどに有識者のコメントもあります。
こういう部分に私は同意です。
消費増税再延期 どう見る
2016/6/2付[有料会員限定]
■延期すべき理由ない 立正大教授 吉川洋氏
個人消費が弱いのは事実だ。実質賃金が伸びないことが理由の一つだろう。だが社会保障の将来像がはっきりしないことが一番の根本原因だ。お年寄りは医療や介護でいくらかかるか分からないという不安を抱えている。子育て世代は年金がいくらもらえるのか、負担増に耐えていけるのかと思っている。増税延期で国民は楽になったように見えるがそうではない。
増税を延期したのに大型補正予算を編成する方針も理解に苦しむ。増税を実施して短期の景気への悪影響を緩和するために補正を組むというなら分かる。完全雇用状態にある日本で増税を延期して補正というのは理屈に合わない。
財源に借金を使うなら将来にツケを回すだけだ。とても責任ある対応とはいえない。
■将来は20%以上必要 JPモルガン証券チーフエコノミスト 菅野雅明氏
ただ国際的な信認を得るためにも財政規律を保つのは重要だ。中期的に最低でも20%の消費税率は必要だ。歳出削減が進まなければ25%もあり得る。10%にこだわるのではなく、早い段階でゴールを国内外に宣言することが重要だ。
将来にツケを回さないこと。将来の世代が希望を持てる世の中に向かっていくという実感が持てるようになること。
これだけを願います。
いまのままで、これから社会に出て家族を持ち子どもを育てようとする人たちが、安心して未来を想像できますか?私は悲観的です。
待機児童の実態値って
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞の今朝の首都圏・東京版に待機児童の数値についての記事がありました。
待機児童、14区市で増加
首都圏21区5市 本社調査 中央・杉並、人口増を反映
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川崎市は昨年度が0で今年が6人ですって。本当でしょうか。
確かにこれと言って指標があるかと言われると難しいですが、潜在的なニーズが現れないこのカウントは私は信頼していません。みなさんはどうお感じになるでしょうか。
公立の保育所の定員数、応募数がまずあるべきでその数値はどうなってるのでしょう。
時間があるときに川崎市の各行政区の公表値を探してみましょう。