6月 1st, 2015
日経新聞6/1「税を考える」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
金曜日の話しを続きをと思っていたのですが、今朝の日経新聞の記事をとりあげさせてください。
「税を考える」という特集記事が始まるようです。
(1)税が惑わす日本のかたち
「賃上げ辞退します」/2030年、大企業ゼロ
その書き出しは
税金が静かに日本をゆがめている。時代にあわない税が暮らしや企業を惑わし課税の公平も揺らぐ。目先の消費増税に気を取られ税財政のひずみを直す「棚卸し」がおろそかになっていないだろうか。税金という鏡にニッポンを映すと、この国の未来へのヒントが見えてくる。
ということです。この特集に関連して経済面の見出しには
つぎはぎ改革限界 時代とのズレ広がる
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戦後70年がたち、税制の再設計が避けられない情勢になってきた。グローバル化と人口減が同時並行で進む時代や社会にあわせ、税のあり方をゼロから考える――。そんな「棚卸し」を怠れば、税が経済成長を阻み1000兆円を超す国の借金の返済も遠のいてしまう。
戦後だからか!?と、余計なツッコミもしたくなりますが…
戦後70年の税の歴史を見つめてきた石弘光・一橋大学名誉教授(元政府税制調査会会長)は「日本の税制はその場しのぎの利益誘導の積み重ねで今の形になった。必要なのはあるべき税の姿を示すことだ」と話す。
税金なので、国の収入であったり、そのための公平感というところが主題ではありますが、こういうニュースに触れるにつけ、歳出・使い方のほうにも疑問が出ます。
こんな状態であるのに、子育てには財源がないといい、海外にはお金をバラまいています(…融資ということですが)
産經新聞のサイトから。
安倍首相「質も量も、二兎を追う」 アジア向けインフラ投資、5年間で13兆円表明
2015.5.21 21:32
このままだと、どうなってしまうか…。
自分のことは自分で守る?ということで、ちゃんと考えないといけない時かもしれません。