‘少子化’ タグ
「またベビーブームがくる」?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日曜日の日経の紙面「日曜日に考える」がこんな話題でした。
砂上の安心網教訓を探る(3)「またベビーブーム」の楽観
子育て支援充実阻む 予算増えず少子化加速
記事を抜粋しますが、なんだか笑っちゃうくらいダメですね。ここまで実態と乖離できるなんてすごいです。
もう手遅れなんでしょう。この状態でどう国を延命するかを考える時期なのではないでしょうか。
今朝の朝日小学生新聞の一面にあった小さな記事
「待機児童」!
安倍首相の2017年度の待機児童ゼロが難しい見解を取り上げています。
”働く女性の数が、当初の見積もりより多くなったことを理由にあげている”とのこと。
『一億総活躍』『すべての女性が輝く』のではなかったでしたっけ?
男性保育士がダメですか?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今日の日経の夕刊にあったこのニュース
女児オムツ 交換男性ダメ?
保育士の業務巡り賛否
[有料会員限定]
せっかく入った保育園。男性も育児参加しなきゃという声も大きくなっている中でどうして男性保育士がダメなのでしょうか。
この人が具体的に何がイヤだったのかそのあたりを知りたいですね。
もちろん、子ども本人が「イヤなことをされた」とは言えない乳幼児期ですから、周りの関係者が見て(隠れてコソコソするようなことも含めて)『あの行動は怪しい、あの人は危ない』となれば別ですが、ただ受け持っただけで嫌悪感を示す…のは私は残念でなりません。
こんなことまで気にしなきゃならないのなら、もう子育てなんてしなければいいのに。保育園落ちた日本死ねなんて話題にしなきゃいいのに。
新成人へのメッセージから
こんにちは。シンカ代表の手島です。
1/9は成人の日でした。私の誕生日は1/15で以前は晴れ着姿の女性が街に溢れる日でした。
いつの頃からか成人式の日ではなくなり、誕生日がなんだか普通の日に格下げされたようでさみしい思いをしています。
さてそんな成人の日に新成人に向けたいろんなメッセージが出てきていますが、NPOフローレンスの駒崎代表のblogにも心に響くメッセージがありました。
2017年1月 9日
新成人よ、大人の言うことを聞いてはいけない
すっかり若手代表のような立場な感じですが、積極的に発信して、自分ごととして感じられない重鎮たちに届くようにしてもらいたいと応援しています。
それにしても【ようこそ撤退戦へ】って書いてあることは「正にその通り!」としか言えないのですが現実が辛すぎて読むに耐えません。
2050年には高齢者は人口のうちの40%を占める。働き手は3分の2に激減する。今のままの社会保障は、持たない。
若者の◯◯離れっていうのは、全部責任転嫁の呪いの言葉だ。聞いてはいけない。
親だけに子育てを丸投げする、社会全体で子どもをネグレクトする呪いの言葉で、社会は溢れてる。聞いてはいけない。
こんな時代に、今の子どもたち、我が子たちにどう接し、どう将来に希望を持ってもらうのか。親である私たちがしっかりしないといけないと強く感じています。
新年早々のベビーカー論争に思うこと
こんにちは。シンカ代表の手島です。
この年末年始の話題でまず取り上げたいのがおときた都議会議員の「ベビーカー論争」です。
おときた都議会議員のサイト
http://otokitashun.com/
ことの発端は次のエントリでした
『「初詣ベビーカー論争」に感じる、相変わらず少子化一直線な社会の不寛容さについて』
それが大炎上し、次の二つで説明と謝罪を行なっています。
『「ベビーカー論争」でご迷惑をかけたお寺に連絡・謝罪をしました。その上で、改めて伝えたいこと』
『安全対策を徹底し、ベビーカー置き場も完備。「東京大仏」の乗蓮寺さまに、謝罪のため伺いました』
この問題、どこを論点にするかでそれぞれの主張がある題材でとても難しい=単純化できないことだと感じます。
みなさんはどうお考えになりますでしょうか。
私も、元日のお昼に実家から「国」(武士の時代の国割の)の大きな神社に出かけましたが、すごい行列、境内はラッシュの電車以上の混み合いの中、境内の玉砂利の中にまでベビーカーを押して、入場規制してい段差もわざわざ抱えて持ち上げる家族のすぐ隣を進んでました。
「邪魔だよ」とはストレートには思わないようにしていましたが、群衆に入るとベビーカーは見えないので、周りの人が引っかかる・転倒する・もしくはベビーカーを押しつぶす危険性と、そんな群衆の中の下の方にベビーカーに乗った赤ちゃんがいて砂埃やその他空気が良くないはずであるということを危惧しました。
わざわざ出かけてこなくても良いのではないか?ということ、出かけて来るのなら抱っこ紐等でベビーカーを使わない努力はすべきだと思いました。
何も言わなかったですし、ネットで批判もしませんでしたが、そう思ったことは事実です。
今回の議員の話は、一方的に神社が悪いように取られてしまってそれで炎上してしまったわけですが、神社側も、専用レーンを作ったこともあったが、そこに便乗する人たちもいて余計混乱したという話しもあるようで子育てに不寛容ということではなく、なんか人として、コミュニティとしてとても不完全、住みづらくなったのかなと思ってしまいました。
ダイヤモンドオンラインにこのような記事がありました。差別とマナーとに分けて考えないとということ、マナーは人それぞれだから…ということのようですが。
今年も思いやりと譲り合いを持って気持ち良く暮らし子育てしたいですね。
地球2.9個
こんにちは。シンカ代表の手島です。
少し早いですが、今日のエントリをもって年内最終とさせていただきます。今年一年ありがとうございました。
さて今年の最後の話題は、先日の朝日小学生新聞の1面にあった記事です。
環境にやさしくないよ
世界のみんなが日本人のように暮らすと地球が2.9個必要
食品廃棄物が多いのが特徴だそうです。
「地球の使いすぎ」を防ぐために、私たちにもできることは「減・選・新」だそうです。詳しくは写真の記事、その中のイラストもご覧ください。
食品ロスをなくすこと(必要なエネルギー減)
環境に配慮した製品を選ぶこと
再生可能エネルギーなど技術革新
地球のために、これまでの発想を転換していくことも必要ではないでしょうか。」
“地球に優しく、資源を無駄遣いしないために少子化か”なんてそんなジョークはいいたくありません。
社会風刺するマイケルムーアさんの主張だったと記憶していますが、戦争したり資源の無駄遣いをしたり、少子化だったり…地球が天が“バカな人間を少なくする”ように仕向けているんだなんていう意見に触れたこともありますが、そんなことでは寂しいです。
子どもたちが希望に溢れる未来を思い描けるように。その子どもの数が溢れるように。いまの大人たちが考え、行動しなければならないと思います。
私のblogが取り扱う領域は明るい話題が少なくなっています。本当はそんなんじゃいけないのに。
来年は明るい話題が多くなりますように。良いお年をお迎えくださいませ。
12/22日経TOP「出生数、初の100万人割れへ 少子化止まらず 」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経1面は大きくこのような見出しでした。
出生数、初の100万人割れへ
厚労省16年推計 少子化止まらず
[有料会員限定]
どうするんでしょう。衝撃的な事実です。
失われた○年といろんな方面で言われますが、少子化問題については本当に取り返しのつかないことをしてしまったんだと思います。
それでも出生数が、子どもが増えて行く未来を描くのでしょうか。政治家に、リーダーたちにその気概が全く見られません。
そして同じ日の夕刊TOPはこんな記事でした。
社会保障費やまぬ膨張 17年度予算案決定
歳出最大の97兆4547億円
[有料会員限定]
この収支の差がどうなっているのか。本当にこの国はどこに向かっているのでしょうか。
もう日本は縮小すること前提でいろいろ組み立てなければばらないのではないでしょうか。
企業が社員の婚活支援という記事
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日のエントリで日経新聞の日曜日の紙面「日曜に考える」の1つを取り上げましたが、その同じ紙面にこんな記事もありました。
かれんとスコープ
社員の婚活、企業が縁結び
人手不足で離職対策
[有料会員限定]
会社が婚活に力を入れている(ところもある)というお話し。
そんなプレッシャーがあるから尚更若い人は内向きに、目を背けてしまうのではないでしょうか。婚姻数増加という目標に向かってということだとすると、この直接的なアプローチはまったく向いていないと思います。
ただ、記事の冒頭でも
ということが書いてありましたし、脇の記事で
ネットをのぞくと
「職場主催は苦行」「余計なお世話」 社員に冷ややかな反応目立つ
[有料会員限定]
ということで、片方の視点だけではなく安心したのですが。
論点が変わってしまうので、明日へ続けます。
働き方改革が目的ではないはず
こんにちは。シンカ代表の手島です。
週末の日経新聞の総合面(2面)にこんな記事がありました。
働き方改革、本丸はどこ(風見鶏)
2016/12/11 2:30[有料会員限定]
この中のこの部分
確かに「座して死を待つ」わけにはいかないのですが、もう手遅れ…だと思っています。
あと数年で出産期の最後の段階の団塊ジュニアが子だくさんになるでしょうか。
働き方の改革として上から押さえつけるということではないと思うのです。
目的が「家族を持ち子供を育てる事に希望が持てること=将来の人口、国力キープ」ということであれば長時間労働の是正もただの手段です。その1つの手段ですらこの有様ですから…残念です。
『LOVE&SYSTEMS』中島たい子(著)
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先日のエントリ(※)で紹介した記事にあった物語を読みました。
※このエントリです
国が理想像を示すのは苦しい | Synca Blog
あながち夢物語とも言えず、最悪のシナリオを経れば起こり得そうな近未来の姿に気持ちが暗くなりました。
J国として描かれている国がリアルすぎて 言葉を失います。
2100年ころにはこうなっちゃうんじゃないかと。 背筋に冷たいものを感じながら読み進めました。
先日、次女の登校と一緒に家を出て駅までの道すがらのお話しで
「私は94歳まで生きると22世紀なんだよ」 「3世紀にまたがっている人ってすごいよね」
なんていう話をしながら歩きました。
そんな彼女のキラキラした未来をくすんだ色にさせたくないですね。
微力な私でも何ができるか考えなければなりません。
「ガクテ」の意義
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先週のことですが、朝日小学生新聞の一面が学力テストのことでしたので、子どもと大向けとの違いがあるのか?と興味がわき、日経新聞の記事と比べて見ました。
朝小によると、目的は「子どもたちが間違った問題から課題を把握して先生たちが教え方を工夫するなどの対策をとる」ためであるとのこと。
ただし「一部の地域や学校では、結果を気にかけるあまり、調査の前に過去の問題を解かせているという問題も」として過度の対策には疑問があるとも書いてありました。
しかし、この記事で「全国の小学生6年103万人」ということが書いてあり、日経にも「全国で207万人」との記述。
今更ながら?改めて?驚いてしまいました。団塊ジュニアのピークの私は1学年でこの人数だったはず。これでは人口は急減するわけですね。
それはさておき、この「学テ」について、日経の社説にはキチンと述べてありました。
学力テスト10年の総括を
2016/10/2付
「毎年・全員参加」の大きな弊害は、過去問題を勉強させるなど「学力コンクール」化が止まらないことである。このため文科省は今回から、都道府県別の平均正答率について表向きは小数点以下の数値を四捨五入して示した。
弥縫(びほう)策を講じるよりも、この10年を検証して制度を見直すのが本筋だろう。このままでは走り出したら止まらない公共事業と同じではないか。
これからの時代は、決められたテストに向けた対策をして良い点を取ることの意義は薄れていくはずです。
難問に対して諦めずいろんなアプローチで解決を探るチカラをつけることが大切。ただそのための基礎知識、基礎能力はなければならなくて、それを図るための何か…であってくれればいいのですが。