‘少子化’ タグ
28年度補正予算のニュースに触れて
こんにちは。シンカ代表の手島です。
高齢者への給付金に続いて、今度は若年層へ「商品券」を配ろうというようなニュースです。「選挙のためなら何でもする」ことを批判した首相ではなかったでしたでしょうか。
待機児童・消費対策が柱に 経済対策、補正予算編成も
日経新聞 2016/3/27 2:00[有料会員限定]
野党が再編していることを揶揄してこのように発言したと伝えられる首相
安倍首相あいさつ「選挙のためなら何でもする無責任な民主&共産に負けるわけにはいかない」
(産經新聞)
高齢者にお金を配り、若年層にお金を配り…本当にそんなことしている場合なのでしょうか。
待機児童対策と言っても、この程度。
保育士4%賃上げを 待機児童解消へ自公提言
日経新聞[有料会員限定]
早速、フローレンスの駒崎さんが意見を述べています。現場の方ですから、非常に端的な論点だと思えます。
こういった声がどこまで届くでしょうか。この国は、この社会はどこに向かっていくのでしょうか。
絶望コラムの続編
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先日のエントリで、もっと絶望しないと届かないというようなことを取り上げたコラムのことを書きましたが、その続編があがっていました。
Yahooニュースより。
「日本死ね→書いたの誰だ?→ #保育園落ちたの私だ → 国会前スタンディング」絶望の不思議な連鎖
境治 | コピーライター/メディアコンサルタント
2016年3月7日 11時3分配信
現地は、一般的にイメージできる「デモ」ではなかったようです。シュプレヒコールをあげるでもなかったとのこと。
国会議員さん、20年近く取り組んでもまったく効果がないということ。保育園作って待機児童を解消する!っていったって人口が増えないことを直視しているのでしょうか。
より一層深刻化したり、顕在できてない潜在の問題が大きくなっているだけの状況で、抜本的・根本的に変えていかなければならないとうことをしっかり認識して欲しいと思います。
小学生に問う「国会議員の育休取得問題」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
週末の朝日小学生新聞の1面に国会議員の育休取得問題が取り上げられていました。
賛成の声としての紹介
反対の声としての紹介
・有権者の声が国政の届かないのでは
ということが紹介されていました。
これを読むだけでは、「少子化はダメ」「子どもがたくさん生まれ人口増という活力ある社会を作る」のがゴールだというのであれば、反対意見に対して個別に解消策を考えて、その策を実行する/しないを議論するだけなのでは…と思ってしまいました。
でも最近の「政治とカネ」の問題だったり、育休を取っていなくったって、国会として体を成しているのか?国民のためにその貴重な時間を使っているのか?と目を覆いたくなる、頭を抱えたくなる状況だったりするとも感じていますが。
外国の例も紹介されています
・欧州では議会に乳幼児を連れてくることもある
「仕事と家庭の両立」がしやすくなっているとのことです。
日本の国会議員の女性は12%。欧州では半数近いとの数字も載っています。
「日本の民間企業では男性の育休取得率はわずか2.3%」とも紹介されていました。
こういった記事を読み、情報に触れて育った子どもたちが子育て世代になるころ、社会はどう変わっているのでしょうか。
子ども運賃を中高生にもというお話し
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日、スキーのリフト券が子ども無料のサービスがあるという紹介をしましたが、先日の日経新聞にこんなコラムがありました。
子供運賃を広げられないか
[有料会員限定]
50歳以上を対象にした東日本旅客鉄道(JR東日本)の「大人の休日倶楽部」がお得感の強さで人気だ。
これ素晴らしくないですか!
中高生の運賃が半分になっても、その倍のお出かけを促せばペイするわけで…。どのみちシェアも少ないのですから影響も小さくないですか?こんなことが実現したら嬉しいのに。と強く思いました。
2015年ありがとうございました
こんにちは。シンカ代表の手島です。
2015年最後のエントリとなります。今年一年ありがとうございました。
土日祝日以外は全日書こうと続け、何とか一年間完走できました。
仕事と育児の両立、ライフワークバランスに関連したニュース・話題を取り上げ続けられるか?と心配もありましたが、全く話題に困らないほど、世の中の認知もあがってきたという実感があります。
この流れが来年以降もつづきそして盛り上がるよう期待したいです。
そんなシンカBlog年末最終回の朝にこんなニュースがありました。
日経新聞の一面TOPは来年度予算案の話題でした。
来年度予算案 税収増頼み、歳出減進まず
96.7兆円決定、財政健全化なお遠く
[有料会員限定]
内容は、それぞれ報道されている内容をご覧になってください。日経新聞をめくると識者のコメントが紹介されていました。
高齢世帯に歳出偏る
[有料会員限定]
社会保障、労働市場、税制と3つの抜本改革に手をつけていない。社会保障では高齢世帯から子育て世帯への予算のシフトが進んでいない。ひとり親世帯への支援など一部評価できる点はあるが、高齢世帯へのバラマキが目立つ。
甘い見通し、健全化遠く
[有料会員限定]
税収の上振れ頼みになった楽観的な予算だ。前提としている2016年度の名目成長率3.1%は、民間エコノミスト予測の平均や最高を上回る甘い見通しだ。表面的には公債依存度が下がっているが、財政健全化に近づいたとは言いがたい。
日本はどこへ向かっていくのか、一人一人が考え、行動していかないといけないです。
年末年始、じっくりと頭の中を整理して次のアクションを計画していきましょう。シンカも来年は勝負の年になります!
まずは今年一年、ありがとうございました。
✳︎新年は1/4からBlog再開します
国会議員さんの育休のニュース
こんにちは。シンカ代表の手島です。今日はクリスマスイブですね。
多くの子どもたちにサンタさんがやってくるのでしょうか。
今日の話題はこちらのニュースです。
産経新聞
自民・宮崎氏が育休を検討 金子恵美氏との間に第1子誕生に向け
2015.12.22 19:17更新
政治の道具と使われ、「自民党は先進的です」のようなアピールに使われるということでしょうか。
なんにしても、認知度があがり注目されるということでは良いことです。
しかしながら、国会議員という特別な職業で、世間一般的な、それこそワーキングプアだったり自己裁量がとても少ないような職場での育児休暇とは違うんだということは認識してもらいたいです。
また、その地域に住む住民が東京という形でこの方に託し、また現行の選挙制度では多くの「死票」という犠牲の上で選ばれている議員さんであるということは強く意識してほしいと思います。
読売新聞
衆院議員の育休に谷垣氏「被雇用者とは違う」
2015年12月23日 21時10分
国会議員さんが「では自分たちの”職場”ではどう整備するのか」と自分たちのこととして、問題意識をもってもらって取り組んでもらうことを期待してしまいます。そして”民間”の実態に即した施策がでてくるようになるといいですね。
余談ですが安倍首相が披露宴でこんな言葉を贈ったそうです。
「2人が結婚できたのは、私が衆院解散したから」と安倍首相 “イクメン”検討の自民議員夫婦披露宴で
2015.12.23 22:25更新
アンチ派のひとは聞き捨てならない…のではと思ったりしました。私はコメントを控えます。
夫婦別姓と少子化問題
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先週のニュースでした。人権・人格を規定する重要な問題だとは思いますが、いま、この問題や制度を議論するよりも、もっと他にやるべきことがあるんじゃないかと思っています。
夫婦同姓「合憲」は少子化に影響するか 識者に聞く
2015/12/21 12:00[有料会員限定]
私もあまり深い知見はないのですが、正反対の論に驚いています。
松田茂樹・中京大学教授
私もこの意見に近いです。別姓・同姓問題はそのまま少子化対策にはつながらないという意見です。
一方でこの方の意見
板本洋子・全国地域結婚支援センター代表
だそうです。
ほんとうですか?
ほんとうですか?
ほんとうですか?
夫婦別姓だと長男長女の結婚が促進されるというロジックが私には納得できませんでした。
みなさんはこの問題はどうお考えですか?
「一億総活躍社会」実現への政府の緊急対策
こんにちは。シンカ代表の手島です。
そうで、今朝の日経の一面は一億総活躍の大見出しでした。
保育・介護施設を100万人分増 仕事と両立支援
一億総活躍で政府緊急対策 最低賃金、年3%上げ1000円に
[有料会員限定]
やっぱり「婚活」にお金を使うのでしょうか…。
日経の記事においても、懐疑的なコメントがついています。とても妥当だと思います。
日経一面の記事はほんとうに中身が無いと思えました。その他に日経に掲載されている記事を紹介します。
一億総活躍、見えぬ実現性 介護離職・出生率など壁
2015/11/27 1:06
省庁はわかっているのに、その道筋が見えるものになっていません。
そんな中、この記事の最後にこんな識者のコメントが
企業の出生率ですか…会社にまで産めよ増やせよを強要してしまうのではないでしょうか。先日の草食男子向け(?)社内恋愛の記事ではないですが、子どもの状況まで会社任せですか…。産まない自由が無い世の中にするのは絶対に反対です。
今日の日経新聞だけでも紙面でもwebでも取り上げきれないくらい関連する記事があがってました。私も断片的な情報で捉えてしまっているのでしょうか。
政府の自主発表もみるようにして、自分の考えを整理したいと思います。
日経記事一億総活躍相インタビュー
こんにちは。シンカ代表の手島です。
揚げ足をとるだけではいけないことはわかっているのですが、
「一億総活躍」…どうしてそうなっちゃうのでしょうか。
加藤一億総活躍相「働き方変化で企業の支援期待」
2015/11/25 2:00[有料会員限定]
日経新聞社がインタビューしたそうで、記事があがっていました。
インタビュー記事なので、それぞれの言葉が要訳されて載っていると思っています。本人の意図と異なる表記になっていることにも注意しなければならないのですが、気になってしまったポイントを。
予算は関係ないということを言っています。ただ「大事だ!」って言うだけの大臣ですか!?
こういうところで“経費”って言ってほしくなかったです。未来への投資なはずでは。
特にパートの厚生年金への議論があるようなのですが、これは割愛して、インタビューの最後の部分
私はそう思いたくないです。国民一人一人が活躍できるっていいながら、産めよ増やせよ、そして働け!(ちょっとしか稼げなくても国に納めろ)ってことですよね。このインタビューの中ほどにこんな言葉があるです。
“多様性を発揮して””多様な人を包摂する”といいながら、女性は産むべき、そして産んでも働くべき…ですから。この矛盾がとても気持ち悪いのです。
あくまでど真ん中の世代だから感じるのでしょうか。団塊の世代以上のこの価値観をわかりあえないであろう層のひとたちは、このスローガンで変わりつつあるのでしょうか。
日経の記事です『お手軽か 冒険か 社内恋愛が増えている』
こんにちは。シンカ代表の手島です。
少し前の日経の記事ですが、見出しからどきっとしました。
お手軽か 冒険か 社内恋愛が増えている
2015/11/12 6:30[有料会員限定]
これ、すごいと思いませんか?先日のアラフォー婚活の記事といい、日経が攻めてます!誰向けの記事なんだろうと思ったら「就活」関連の記事のようです。
まず初めに問題提起
記事の中盤は「社内恋愛が盛んな会社ランキング」TOPタイに大塚家具…どういう指標で測ったのでしょうか。
こんなことも記事に書かなきゃならないと。
この記事は、若い人たちの結婚と出産を狙ってるということでしょうか。少子化対策がんばろう!
最後はなんと
元プレイボーイ編集長さんのお言葉。就活のために、世の中のビジネスを知るために日経新聞を読んでいる学生向けのメッセージです。
学生のみなさん、社会に出て存分に楽しみたいと思いましたか!?
↓先日取り上げた日経の攻めてる記事
日経記事『「おひとり様」アラフォー女性 婚活最前線』 | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/arafourkonkatsu/