9月 30th, 2015
「国家に貢献」発言と待機児童のニュースなど
こんにちは。シンカ代表の手島です。
福山雅治さんの結婚に関連して、官房長官がテレビ出演していた際の発言が一部ニュースで取り上げられています。そして会見で釈明までしたと。
時事ドットコム
「たくさん産んで国家に貢献」=菅長官
毎日新聞
菅官房長官:「出産で国家に貢献を」
TBS Newsi
菅官房長官、「産んで国家に貢献を」発言を釈明
私もyoutubeで実際のコメントを見ましたが、失言として大々的に取り上げる必要は無いと思いました。ただ、やっぱり「女性は産めよ増やせよ」と国の(特に老齢の)お偉いさん方は思っているだなとがっかりはしましたけれど。
何で産めないのか?産まないのか?にちゃんと思いを馳せて、そして手を打っていますか?と。「ママたちがもっと国家に貢献を」何て言う前に、自分たち(政治家たち)でもっと国家に貢献できることがあるでしょう。
そんなイライラを持っていたら、今朝の日経新聞の総合面に大きな紙面を割いて待機児童のことが取り上げられていました。
逃げ水の待機児童ゼロ 定員拡大も追いつかず
5年ぶり増、4月2.3万人 働く女性増え保育需要鮮明に
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この待機児童の問題は、確かに数字として具体的に取り上げることができるものですが、潜在的なものを考えると「完全解消」は永遠にできないと思っています。
「絶対全員入れます」のように大胆に舵を切らないと。地方行政任せではなく、もっと大きなところから強制させないと。
有名なブロガーのBlog『Chikirinの日記』のかなり昔の記事に待機児童を取り上げることの無意味さも書いてありました。
もう6年も前のことです!6年間も取り組んでまったく効果が出ていないのならやり方を変えないといけないのではいでしょうか。一般企業ならだらだらと続けることはまずありません。
この間、政治家、行政は何をしてくれたのか、そしてこれからどうしようとしているのか。受益者であり有権者である私たちもちゃんと考えないといけないですね。