‘ライフワークバランス’ カテゴリー
子どもたちが希望を持ち続けられるために
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日おとといと続けたエントリですが、この記事が隣同士だったことが驚きでした。
本当に「日曜に考える」紙面。考えされられました。
空き家問題。人口が減るのに供給するというに、明らかに結末がわかっているのに止められない。会社が後押ししないと結婚できない。
未来に希望を持てればほとんどのことは解決に向かうはずです。賃金しかり、年金などの社会保障しかり、子育ての環境しかり。
これらがしっかりしていると実感できれば自然と前向きに、外向きにできるのではないでしょうか。不安ばかりだから、内向きに守りに入り、チャレンジできない人が多くなるのだと思います。
我が家の娘たちが、今はまだ自分の将来にとても希望をもっていてくれています。成長するにつれ、その希望が薄れないように、希望がなくならないように
親として、社会人の先輩として何をしなければならないのか、とても考えさせられました。
企業が社員の婚活支援という記事
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日のエントリで日経新聞の日曜日の紙面「日曜に考える」の1つを取り上げましたが、その同じ紙面にこんな記事もありました。
かれんとスコープ
社員の婚活、企業が縁結び
人手不足で離職対策
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会社が婚活に力を入れている(ところもある)というお話し。
そんなプレッシャーがあるから尚更若い人は内向きに、目を背けてしまうのではないでしょうか。婚姻数増加という目標に向かってということだとすると、この直接的なアプローチはまったく向いていないと思います。
ただ、記事の冒頭でも
ということが書いてありましたし、脇の記事で
ネットをのぞくと
「職場主催は苦行」「余計なお世話」 社員に冷ややかな反応目立つ
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ということで、片方の視点だけではなく安心したのですが。
論点が変わってしまうので、明日へ続けます。
プレミアムフライデーは何のためか
こんにちは。シンカ代表の手島です。
こんなことになるとは思いませんでした。
日経新聞より
「プレミアムフライデー」来年2月から
経産省と経済界「月末金曜、仕事は午後3時まで」
2016/12/12 19:14
NHKのニュース
消費促進の「プレミアムフライデー」午後3時の退社を呼びかけ
12月9日 1時41分
Yahooニュースのリンク
「プレミアムフライデー」の日は午後3時から本当に遊べる? 政府と経団連に聞いた
BuzzFeed Japan 12/13(火) 6:00配信
結局、お国主導で上からやれってことになるのでしょうか。クールビズ然りですよね。
早く帰ることは良いのですが、それ目当てのビジネスだったり変なところに税金が使われるとか飲食や小売業が休めないとか…大丈夫なのでしょうか。気にしても仕方なく始まっちゃうのでしょうが。
いっぺんに休むと、結局混むところがあり、サービス提供者が「こなす」ことになるということで、真の豊かさには程遠いと思うんです。
参考エントリ
お盆の混雑を是としてはいけないはず | Synca Blog
日本が祝日大国から休暇大国になるために | Synca Blog
ばらばらに休めばいいのに。ちゃんと生産性上げて仕事して、個々の裁量とチームの補完でいつでも休めるようにすればいいのに。
このプレミアムフライデーを実施する本当の目的を見失わないでいたいです。
働き方改革が目的ではないはず
こんにちは。シンカ代表の手島です。
週末の日経新聞の総合面(2面)にこんな記事がありました。
働き方改革、本丸はどこ(風見鶏)
2016/12/11 2:30[有料会員限定]
この中のこの部分
確かに「座して死を待つ」わけにはいかないのですが、もう手遅れ…だと思っています。
あと数年で出産期の最後の段階の団塊ジュニアが子だくさんになるでしょうか。
働き方の改革として上から押さえつけるということではないと思うのです。
目的が「家族を持ち子供を育てる事に希望が持てること=将来の人口、国力キープ」ということであれば長時間労働の是正もただの手段です。その1つの手段ですらこの有様ですから…残念です。
配偶者控除の改正(?)のニュース
こんにちは。シンカ代表の手島です。
配偶者控除の改正についての案がまとまったようで、日経新聞にも記事がありました。
配偶者控除、夫・妻の年収に応じ差 9段階で縮小[有料会員限定]
本当に必要なことだったら痛みを伴っても実行したいものなのですがこうやって「骨抜き」になるということばかり。
本当にそう思ってますか?
1120万円以上の年収がある家の人が働けってことですよね。
せっかく年収があるのだから余暇なり自分の事に使っていいのに。
お金がある人に働け!といっているのが今回の変更。おかしくないですか。
政府の税収という面でいうならば、お金のある人はない人よりはリッチな生活をするわけで、よっぽど消費税のほうが「公平」だと思うのが学生時代、20年前からの私の意見です。
今回の改正でどれだけの効果があるのか。労働力の増加と税収のアップが。
きちんと具体的な数字で効果測定してもらいたいものです。
このblogの主題の領域で考えるならば、こんなことに議論する時間と人のコストがあるのなら、昨日のエントリでも自治体の苦労というか悩みのことを取り上げましたが保育園を設置できない地域、反対運動が起きている地域に行って、説得だったり代替案だったりを実施することにコストを投下したがよっぽどこの国の将来のためには有効なんじゃないかと思ってしまいます。
小学生新聞に思う長時間労働の防止は国がすることなのかと
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の朝日小学生新聞が「電通」と会社も前面に出した長時間労働問題を取り上げていました。
「法律を無視して」のような書き方です。
子どもたちには法律を破って働かせた悪い会社…という感じに受け取ってしまいそうですね。
社会全体で対策を考えることが求められている。
なぜ、会社員が頑張って仕事しちゃうのか。
長時間を美徳とする風潮だったり、長くいるともらえる残業代だったりそれらを踏まえて「生産性が低い」日本だったり、生産性を高める・効率を高める取り組みが必要だということももっと言わなきゃならないのに。
個人的には
『「みんなのお父さんも遅くないかな?」「早く帰ってきて。いろんなお話ししたいし、僕の(私の)相談にも乗ってよ」って言ってみよう。早く帰ってきてもらって、夕方の団欒・家族コミュニケーションの時間を作ろう』
っていう風に啓蒙活動的に書けばいいのにと思いました。
でも、小学生のある程度の学年になると、もう父子の関係は破たんしかけていて「なんで家にいるんだよ」「(お互い)相手のことがよくわからない」状態になってしまってるのかもしれませんね。
そっちのほうが「根が深い」「社会の問題」だと思うのは私だけでしょうか。
片や経済力をあげたいと言うのなら、企業を縛るのではなく、家庭の自分の時間を大事にするようにして「早く終わらせて早く帰る」風土づくりの方がとっても大事だと思っています。
「資生堂ショック」と女性に優しいを考える
こんにちは。シンカ代表の手島です。
前回のエントリの最後に「マミートラック」という言葉を使いましたが、
その言葉に関連し、言葉自体も説明してくれている記事があったので取り上げます。
日経電子版にある、「資生堂ショック」を取り上げたものでした。資生堂ショックについても記事の冒頭部分に書いてあるのでご覧になってください。
若手リーダーに贈る教科書
本当に「女性に優しい会社」とは?
石塚由紀夫著「資生堂インパクト」
確かに、「厳しいな」という思いもありましたが、多様性を受入れるのなら、できるだけ公平に・平等にということを追求するのも真理だと思います。お互いが「向こう側は特別だから」みたいに思ってしまうのは不幸なことです。
マミートラックは仕事の軽減と引き換えに昇進・昇格のチャンスが減る。望まずにマミートラックに追いやられた女性は「頑張ってもどうせ評価してくれない」と仕事へのやる気がそがれ、それを見た上司や職場の同僚は「やっぱり子どものいる女性に仕事は任せられない」と女性社員への評価を一段と下げる。そしてそれが女性社員のやる気をさらにそぐ。子育て中の女性社員にまつわる負の連鎖は多くの企業でみられる。
(86ページ 第2章 「マミートラック」の罠)
資生堂ショックはあくまでも女性のライフワークバランスに特化した話のように受け取ってしまいがちですが、男性(=夫)も意識も行動も変わらなければいけないです。
「女性が輝く」だけのスローガンでは到底達成できないのだろうということを強く再認識しました。
このwebの記事に紹介れている書籍を今度読んでみます。
企業が支給する配偶者手当の廃止依頼のニュース
こんにちは。シンカ代表の手島です。
前回のエントリで配偶者控除の見直しについて取り上げましたが、
各企業にある「配偶者手当」についても見直しが国から要請されているというニュースもありました。
経団連、会員企業に配偶者手当縮小求める
女性就労後押し
2016/11/16 2:00[有料会員限定]
「専業主婦は悪」と言わんばかりに感じます。
労働力が足りなくて市場が欲しい?少しでも税収が欲しいから…ですよね。経済が良くなれば増税されるのではなかったのでしたっけ。
方や長時間労働だの男性が育児介護を含む家事をしていないだのと言っておいて、女性が家にいることもけしからんと…でも待機児童や保育士不足もあって…たくさん絡まりすぎです。いったいどこをどうほぐしていくのでしょうか。
取りやすいところから…だとしたらまっぴらごめんです。
この話に関連して私は「なんで家族手当なんかあるんだろ」結婚すると会社からもらえるお金が増えるってどういうことなんだろって思っていましたが、下にリンクを貼りますがあるコンサルタントさんのブログにある意見に触れたら「そういうことで存在しているならそういうものか」と思うに至りました。みなさんはどうお感じになりますか。
いくつか参考情報のリンクを紹介します。
経団連の配偶者手当縮小、税と一体改革不可欠
2016/11/16付 [有料会員限定]
キャリア
配偶者手当は古い? 変わる職場や家族
2016/3/5
福田秀樹のWEBコンサルティング人事評価と給与制度づくり
Q 家族手当・住宅手当は必要ですか?
日経ウーマンオンラインのコラム『一億総活躍社会「輝く女性」にモヤっとする理由 』
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経ウーマンオンラインにあるコラムを読みました。
完全に同意なのですが…今回の文章はスカッとするのと、ちゃんと言い方考えないと届かないよ…の両方でした。
国のリーダー(=国会議員)のおじさまたちに今の若い世代たちのこういった悲鳴をちゃんと届けたいですよね。
サービス受益側の我々の意識が変わらなければならない
こんにちは。シンカ代表の手島です。
私も常々「これはおかしい」と思っているのですが、そのとおりのことが書いてある記事がありました。みなさんはどうお感じになるでしょうか。
いろいろ書きたくなってしまうのですが考えまとまらないので今日は引用までにします。
再配達や年中無休、本当に必要ですか? 過剰品質が働く人を追いつめる〈AERA〉
dot. 11/14(月) 16:00配信
宅配ドライバーと年中無休の小売店が取り上げらています。
このニュースの記事の中でも紹介されているblogの記事です。長文なので興味ある方だけどうぞ。
月刊ショータ
2016-10-20
「広告業界という無法地帯へ」