8月, 2015
子育てとお金を考える時期は?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
少し前の記事ですが、日経新聞にこんな記事がありました。
子育てとお金 老後資金も同時に準備
2015/8/5付日本経済新聞 朝刊[有料会員限定]
書いてあることは、何にも難しいことではありません。全くもってその通りです。
子どもとお金の問題は、自分の老後と切り離して考えられない課題です。未婚の方も既婚の方も、若い方は一度「自分が何歳ぐらいのときに子どもが欲しいか」考えてください。
今思えば、ちゃんと考えておくべきだとわかりますが、自分がその世代(20歳前後から20代中盤にかけて)のころはまったく気にしていなかったというのが正直なところです。
夫婦それぞれのキャリアプランと、そして実際の仕事の状況と子どもの就学について…はちゃんと考え、準備しないと…といいながら、我が家もいきなり私立小学校に通うことにしてしまいましたが。
40歳のときに生まれた子どもが62歳のときに大学を卒業しても、今の定年年齢(60歳)をオーバーします。定年が70歳にでもならない限り、老後の準備期間はゼロとなってしまいます。40歳のときに子どもが生まれた夫婦にとって(我が家がそんな感じです)、子どもが卒業してから自分の老後を考えよう、ではもう遅いのです。
子どもが生まれる前から老後の準備…という時代になっているという認識をしないと、いけないということですね。
当たり前のことなんですが、改めて言われるとブルーになります。みなさんはどんな”準備”をされていますか?
「育児体験インターン」!?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経新聞に、小さい記事ですがこういったニュースがありました。
大阪ガスがインターンで子育て体験
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※iPhoneの新聞ビューワーの画像も貼ります。
インターンで「育児体験インターン」ですか…オリジナリティのある取り組みで、どんな反応があるか楽しみな半面、学生のときからそのようなことを考えることって大事でしょうか。「うちの会社に入ると産まなければなりません」になりませんか?とへんな心配をしてしまいました。
さらに紙面の内容と、ネットの記事の内容に詳細度で違いがあり、ネットの記事をみて驚きました。
大阪ガス、インターン学生に育児体験 社員との懇談会も
2015/8/13 23:54[有料会員限定]
ネットの記事には
と書いてありました。これは学生に必要ですか??保育園の実習のコストも会社持ち??
とのことですが、いまの学生たちが社会人になり、子どもを持とうとするならば、いやがおうにも両立をさせないといけないと思うのです。特に経済的な面で共働きを選択するほうが主流だと思っています。
「男が仕事。女が家庭」という価値観がなくなっていること、かつ、生涯獲得賃金と子供の教育にかかるお金を考えると、ほとんどの夫婦が仕事をしながら子育てになるはずです。
なので、わざわざ発掘する必要はないのではないでしょうか。
むしろ、育児体験インターンではなく、育児勤務がいる職場でのインターンなのだと思います。
長時間働くことを是とはもちろんいいませんが、まず個人として、その会社(組織)で求められる正規の成果、正規のパフォーマンスがあって、そのうえで、それを時短という制約でどう効率的に、高付加価値の仕事をするかということ。それに加えて、チームでどうフォローするかということが学生が社会に出る前に学ぶことなんだと思うのですが。
この育児体験インターンの実体験の話しだったり会社にどんな効果が出るのか…非常に興味深いです。
バリキャレーゼ!?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞の8/10(月)夕刊にこんな記事がありました、
だそうです。身の丈にあったというか、“らしい”働き方ができるということかなと思ってみたのですが
…なんか、とっても大変そうなことに思えてきました。この言葉だけだと24時間はりつめる生き方では?と感じてしまいます。
スローガンと付けた名前がずれてるなと感じてしまいました。
そもそも、別に自分がこの3つの類型に入ってなくてもいいじゃないですか。自分らしさは型にはめることではないはずです。
『じぷた』現る!
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先日の日経新聞で『じぷたを再現!』のニュースを見ました。
みなさんはじぷたをご存知ですか?
我が家の娘たちによく読み聞かせました。そして、消防署を通るたびに、小さい車をみつけては「じぷたがいるね!」なんて話しをしたことを思い出します。
このニュースを最初に見たのは日経新聞の社会面の小さい記事だったのですが、探すと朝日新聞にも取り上げられています。
日経新聞の紹介記事
2015/8/5付日本経済新聞 朝刊[有料会員限定]
(中略)
◎…鈴木さんは千葉県に念願の消防自動車博物館をオープンさせた。「ばかにされていたじぷたが、最後には特性を生かし大活躍するストーリーが好き」と話した。
朝日新聞の記事
あの消防自動車「じぷた」が千葉に 絵本に合わせて再現
稲田博一2015年6月18日08時38分
そんなに歴史のあるお話しだったのですね。我が家の娘たちも大好きです。
ちなみに、こちらの方のコレクション、相当なものですね。近くに行く機会があれば…訪れてみたいです。
◆参考エントリ
絵本で育む | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/kosodate/ehon/
絵本の読み聞かせ | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/kosodate/yomikikase/
2015年夏休みちょうど半分
子ども達の夏休みも半分が過ぎました。
長女は1学期終業式から数えると40日間の夏休みのうち、ちょうど半分となりました。
前半に最大のイベントがあって長期不在にしたのでぜんぜん一緒にいた気がせず、数えてみたのですが、この夏休み期間に彼女は16泊も外泊ということでした。昨晩から今朝にかけてもバレエの合宿だということで不在です。
長女は高校までエスカレーターになっている私学の小学校に通っています。
ほとんどの場合は系列の大学まであがることができ、よほど勉強しないということが無い限り、ほぼその大学の大卒までは確実といえる状態です。
6年生という多感な夏休みに、受験勉強漬けをしなくて良いメリットを享受できているのかなと感じています(もちろん受験をしないという選択をしていれば同じですが)。
ただ長女自身「1本のレースが敷かれている」ことに危機感を感じているのか、そのまま大学まで上がっていいのだろうか、高校からは出ていきたい…などという発言もでるようになってます。
大好きなバレエだったり、興味のある留学を考えてみたい…など興味が膨らんでいる様子。どんな選択をするにせよ、夏休みにいろんな経験をし、将来の夢を、たくさんの進路を想像する機会としてもらえるのなら親としてうれしいですね。
小1の壁、小4(小3)の壁などともいい、私も夏休みどうやって過ごそうかなんて思っていましたがじつは大変な夏休みは数回しかなくて、あっという間に大きくなるのだなと。
今年は早く親が子離れしなきゃと思わされる夏になっています。
子どもの水の事故を防ぐための心がけ
こんにちは。シンカ代表の手島です。
夏のこの時期は、週明け月曜日になると決まったように「海の事故で○人死亡」というような見出しが載ります。それぞれが「自分は大丈夫」と思いながら、注意を怠ったり、何かに巻き込まれたりしてしまう悲しい事故です。なんとか少なくなることを願っています。また、自分の子どもたちが遭わないためには?と考えてしまいます。
2年前の記事のようですがAllaboutにあるこんなコラムを見つけました。
水の事故を防ぐ意外な盲点があると言います。
なるほど。これはありそうです。
実際に分かってもらうために、予備のサンダルや帽子を実際に流してしまう…というのですが、これを環境面で子どもにどう説明するかが悩ましいですが、何はともあれ、何が大事かを徹底的に分かってもらうための工夫が大事ということはよくわかりました。
私も普段から「しつけ」といいますか、しっかりしなさい!とキツく言うこともあるので、外で遊んでいて「身近な危険」があるときの振舞いといっても、実は日頃の接し方の積み重ねなんだなとも気づかされました。
カメラ生産の完全自動化と学習指導要領改訂のニュース
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今週のニュースの中で、次の2つが気になりました。
キヤノン、国内カメラ生産を完全自動化 費用2割減
2015/8/4 2:00[有料会員限定]
国内回帰を喜ぶべきなのでしょう。例え全部機械化されたとしても。
「日本はモノ作りの国」「技術に長けている」というように思い込んでいますが、やはりこれからは(というか今も?)機械で出来ることは機械がやった方が生産性が高いわけです。
技術は盗め、背中で教える…という価値観が通用する領域はどんどん狭まっているのではないでしょうか。熟練工がいなくならないように育てるだけではなく、機械に任せることも含めて最終的な製品のクオリティの継承には何をすべきか?ということで重要な方針決定でしょう。
※工業製品ではなく“職人技”が絶対必要なモノは残ると思っています。
機械を使う前提で、機械には絶対にできないことにフォーカスする。その精度を高めていく。これから生き残っていくためにはぜったいに必要なことです。
そんなことを考えているとこんなニュースもありました。
高校で近現代史必修に 文科省、次期指導要領で骨格案
2015/8/6 1:01
NHKニュースサイトより
学習指導要領の全面改訂へ基本方針示す
8月5日 17時21分
何年後かの小学生は英語が必修になるようです。中学生から英語を習った我々がしゃべれないわけですが、小学生からはじめればグローバルな人材になるの??なんか学び始める年齢の問題よりも、教え方・学び方が問題なような気がしてなりません。
…と、英語の話しが本題なわけではなく、“「どのように学び、どのような力を育てるのか」も重視”ですよね。先生方だって、何十年も前の教育を受けて育ち、その流れの教師としての育成をされているのですから、すぐに変わることは難しいですが、ぜひ変わっていってもらいたいと思っています。
日本の経済成長に寄与した産業が海外に出て行き(そして空洞化もおき)、また国内に回帰する。人間の作業でしかできなかったものを機械に置き換える…いままでの価値観、考え方は通用しない世の中になっていくことは確実です。
10年後、20年後に社会にとってどういう人材になってもらいたいか。そういう視点で子どもと向きあうことは本当に大変です。
東京少年インディアンクラブ様「見沼田んぼでどろんこ遊び」同行レポート掲載しました
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先日、インディアンクラブのイベントに同行させていただきましたが、そのときのレポートをSMILESQUAREの紹介ページに掲載しました。
夏の暑い日、元気な男の子たちが過ごした様子をぜひご覧になってください。
■SMILESQUAREポータルページ
http://www.smilesquare.jp
■東京少年インディアンクラブ様レポート
http://www.smilesquare.jp/reportal-01.html
■東京少年インディアンクラブ様SMILESQUARE専用ページ
https://al.smilesquare.jp/ss/%28indian-c%29/index.html
SMLIESQUAREはこういった活動が集い、子どもと家族の笑顔があふれる場所になりたいと願っています。
ようやく機能も整ってきましたので、これから積極的にアピールしていきます。
実体験した世代がいなくなるまえに
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経新聞の私の履歴書。今月は脚本家の倉本聰さんの半生が描かれていますが、今日のお話しは戦時中のエピソードでした。
倉本さん、現在で言う東京学芸大付属小金井小に通われていたとのことですが、学校へ将校がきて、小学生に向けて「特攻を志願するもの、前へ!」です。
そしてそのときに動かなかった生徒を「卑怯者だ」とみんなが思う空気。
これがついこないだの日本だったわけです。この悲惨な経験をした世代がいなくなると、この身を以て学んだ教訓が失われていくのでしょうか。
この戦争だって、大東亜圏を欧米列強から救うという大儀だったのではないでしょうか。
集団の安全を脅かす敵に向かっての自衛の戦争だったのではないでしょうか。
政府もマスコミもそうやって煽って国民の空気を変えていったのではないでしょうか。
確かに「徴兵制」みたいな議論は極論すぎると思います。識者のかたも今回の法整備は国際秩序の中では必要だということも言っていまして、私も一理あるとは思っています。全く不要なものではないのかもしれません。
でも、これだけの人たちが懸念を示していることに政治はもっと説明責任を負い、あらん限りの言葉を尽くすべきと思っています。
倉本さんのような実体験をもった世代がいなくなってしまってはもうどうにも止まらないと思います。いま、その進路が決まるんだと思って推移を見守っています。
今日も“頑張らない”お弁当
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日のお弁当に関するエントリをみた当社のスタッフK(女性)がこんなことを言っていました。
「女性誌の最新号の特集が「頑張らない」なんですよね…」
http://veryweb.jp/magazine/
キラキラとした女性でいるための情報誌なのでしょう、さすがに毎日頑張らないとは言えないですよね。「手抜きする日があってもいい」ですから、普段はやっぱり手抜きしない!頑張る!のが大前提なのか…なんて、なんで斜に構えて読んでしまうのでしょうか。
さて、今日も朝から暑い中、お弁当作りでした。
先週、家でバターロールが余ってしまって困りかけたときに「次女の学童の弁当にバターロールでハムサンドにしてしまえば?」と思い、ゆで卵を作り、タマゴサンドを作って持たせたんです。見栄えがどうかな…なんて親としてはちょっと心配したのですが、次女はえらく気に入ったようで「美味しかったーまた作ってー」と言うではないですか。
昨日は帰路の途中で何となく疲れを感じてしまって「手抜きしたいなー」と珍しく弱気になり、娘に「またバターロールのタマゴサンドでいい?」と聞き、かつ「自分でタマゴ作れるかな?」ってお願いしたら、「うん!」と嬉々として作ってくれました。
父娘で一緒にキッチンに立って、かたや夕食作り、かたや翌日のお弁当の下ごしらえをするという、自分で言うのもあれですが、なんだか素敵な時間になりました。頑張っての結果ではなくて抜きをしようとしたケガの功名でしたが。
そんな今日のお弁当を学童でどんな顔してお友達とどんな会話をして食べているか。帰宅後、次女のそんな話しを聞くのも楽しみです。