カレンダー
2016年1月
« 12月   2月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

1月, 2016

日経DUAL「働き方の3タイプ」

こんにちは。シンカ代表の手島です。

兼業主夫の話題の次に女性のキャリアの話しになってしまってチグハグですが…。
日経DUALの記事が日経新聞web版に掲載されているものを取り上げます。

DUALプレミアム
出産・復帰後の働き方に3つのタイプ あなたはどれ?
2016/1/14 6:00

職場に復帰するにあたって、自分がどのような働き方をしたいかということを考えておく必要があります。出産前に残業があるフルタイムで働いていた方は、同じような働き方で大丈夫か、それとも残業がない形でフルタイムにするのか。または16時や17時で退社するような時短制度の勤務形態を選ぶのか。仕事内容や自分のキャリア、そして子どもの保育時間も考え合わせたうえで、決める必要があります。

とのこと。興味ある方はご覧になってください。同感した部分はここです

子どもが小さいうちはベビーシッターやお手伝いさんなどの費用のほか、引っ越しやリフォームなどで出費が増え、貯蓄は減るでしょう。これは働くための投資としてケチらないようにしましょう。

「今は仕方ない。将来まで含めた”生涯”で考えれば絶対にプラス」と腹をくくるしかないと思っています。

食器洗い乾燥機、ロボット掃除機、洗濯乾燥機などの家電もフル活用することで、家事の時間を少しでも育児の時間に充てられるような工夫が大事になるでしょう。

我が家もこの通りですね。洗濯機に乾燥機能はないですが、浴室乾燥があるので急な洗濯や夜間・雨天のときなどはとても重宝しています。

これらがなかったらとてもやっていく自信がありません。手抜き・さぼりと思わずに積極的に使っていきましょう。

※日経DUALサイトの元記事はこちら
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=7098

兼業主夫を名乗る

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日まで紹介していた国会議員さんの育休の話題を追っかけている最中に、朝日新聞のweb版にこんな記事を見つけました。

朝日新聞デジタル>記事
東京)東京を生きる/(7)
2016/1/8

東京でバリバリ仕事をしたい。結婚しても、子どもを育てていても。幸せは比べるものじゃない。家庭ごとに違っていい

東京でくらす女性にスポットを当てた連載なのでしょうか。紙面を見ていないのでどういう流れの中の記事なのかがわかりませんが、東京はいろんな条件の仕事があり、それぞれの事情にあったものい就きやすいことは確かでしょう。

この東京で芽吹いたこと、いろんな価値観・考え方で夫婦の役割分担が全国に広がっていくことを期待しています。

「兼業主夫」

 直亮さんは肩書を問われると、そう答える。

記事で紹介されているご夫婦の旦那さん「兼業主夫」と公言するそうです。なるほどと思いました。いま私も夕方は妻よりも先に帰宅をして家事全般という分担です。胸を張って「兼業主夫です」と言ってみるようにします。これまでも「我が家は”女性が輝く”を実践中です」とは言っているのですが。

それにしても記事の最後のパートで紹介されている内容

《主夫になりたい男性と、主夫がほしい女性の出会いの場》。主催者の一人の主夫が自分の1日を語った。午前5時に起床▽3歳の息子を保育園に送迎▽洗濯▽買い物▽夕飯づくり……。初めて聞く主夫の暮らしぶりに、自分の生きる道を想像した。

 「結婚相手が主夫なら、思い切り仕事ができる」

こんな出会いの場もあるのですね。
妻も私と出会った17-18年前くらい前の「旦那探し」のときにこのように思ったのでしょうか。上記の主夫の行動に洗濯が抜け(洗濯を干すのは妻がやってくれます)、「日中の仕事」が加われば私の平日です。

国会議員マタハラ問題の論点整理

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日のエントリで取り上げた国会議員さんの育休と政党のマタハラについて、この問題の論点を整理されている議員さんのBlogがありました。

とても良くまとまっていると思います。長文ですが、お時間あるかたはご覧になってください。

ニュースサイトのハフィントンポストより
橋本岳  衆議院議員(当選三回、岡山県第四選挙区選出)
宮崎謙介議員の国会議員育休宣言をめぐる議論について
投稿日: 2016年01月08日 21時21分 JST 更新: 2016年01月08日 22時14分 JST

権利があるのにそれを主張するとバッシング、ブレッシャーを浴びる。まさに”日本企業”の残業前提の文化そのもののような気がしてしまいました。

私は、決議とか大事な局面で、どうしても議場にいるべき…なところはなんとかしていただきながら、基本は「育休」というか子どもと過ごすということでよいと考えます。

選挙区の人、特に別の人に投票した人が「がんばっている」「放棄していない」と思える活動をしていただければ良いという意見です。相手候補に投票した人は揚げ足取りしそうなので、すごく難しいでしょうが。

それにしても橋本岳さんってどんな方なんでしょう…とGoogle先生に聞いてみたら橋本龍太郎さんの次男だそうです。学年は私と同じですね。すごいすごい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/橋本岳

■昨日のエントリ

政府(国会議員さん)のマタハラ感覚 | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/seihunomataharakankaku/

政府(国会議員さん)のマタハラ感覚

こんにちは。シンカ代表の手島です。

今回はこちらの話題を取り上げます。国会議員さんが育休を取るということに関する最近のニュースです。

まずはご本人のBlogから。
戦うべきは少子化なんですが、、、
http://ameblo.jp/miyazaki-kensuke/entry-12114658769.html
2016-01-07 00:56:08

若い世代の育児業界の第一人者もすぐに反応しています。まさにその通り。

NPOフローレンス 駒崎さんのBlog 2016年1月 7日
育休は「評判を落とす」?評判落ちてるのは、自民党幹部のあなた方だ
http://www.komazaki.net/activity/2016/01/004763.html

私も以前にエントリで取り上げた『学力の経済学』の本や古市さんの本でも取り上げられていましたが、子育ては誰でも「こうあるべき」「こうやってきた」と語ることができるけれど、誰も具体的な数字として、例えば費用対効果、投資対効果で語ることをしない分野だと。

まさにその通りだと思いました。

この話題はいろんな論点があると思います。今日はひとまず情報の列記まで。

朝日新聞の記事

議員の育休「評判落とす」 自民国対幹部、宮崎氏に
2016年1月7日05時00分

ところが、6日午前と午後の2回にわたり、国対幹部に呼び出され、「週刊誌にまで書かれている。生まれてくる子供を使って名前を売っている」などと批判された。
一方、党内には「税金で給与をもらう国会議員が、普通の民間人と同じように育児休暇を制度として作るのはいかがか」(党幹部)という慎重論も根強い。

本当に古い、固い頭だよなと思うわけです。そうしたら1/11付け日経新聞の一面でこんな記事が。

マタハラ防止、企業に義務 就業規則や相談窓口 政府、違反なら社名公表
[有料会員限定]

政府は、働く女性らが妊娠や出産を理由に不利益を被るマタニティーハラスメント(マタハラ)の防止策を企業に義務付ける。

そもそも、女性だけではなく、男性にだって同じなんですが…。これを同じ人たちが考えているんですか?自分たちは思いっきり「マタハラ」しているのに、税金を納めていただく人たちには強いる…と。何がどうなっているんですかね。

宮崎さんBlogにある

40年ずっとプライベートもなしに一生懸命働いてきた我々からしたらとんでもない。

そうやって働いてきた人が今の少子化・若い世代が希望を持ちづらい日本を作ったわけでしょう。こんな発言聞いてますます信頼できないんですが…。

■参考エントリ

根拠レスからの脱却が必要 | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/konkyoresukaranodakkyaku/

「保育園義務教育化」論に触れて | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/hoikuengimukyouikuka/

続・病児保育施設を整備するだけじゃ足りなくて

こんにちは。シンカ代表の手島です。

3日連続で同じニュースに関連する話題ですみません、今日まで引っ張らせてください。

急病の子 預けやすく
厚労省、保育施設の普及後押し 看護師常駐求めず
[有料会員限定]

記事中にこんなことが書いてあったのですが

また病児保育には一般の保育所で体調を崩した子どもが移ってくることも少なくない。病児保育側が子どもを迎えに行った場合は、交通費や付き添いをする看護師の人件費も新たに支援する。

私の経験則ではこれは難しいです。現実的ではないと思ってしまいました。

・保育園から「熱が出てます」と連絡が親に来る

・親から病児保育所に迎えの依頼をする

・病児保育のスタッフが迎えに行く

・保育園がその人に引き渡す!?

「病児保育のスタッフです」と本人が名乗っただけで、保育園がその園児も会ったことの無い人に引き渡せるわけがないです。

かつ、親としてもどんな病状か子どもの様子も自分の目でみないで他人に任せられるのでしょうか。看護師もいきなりその子と初対面で病状をわかるのものなのでしょうか。

保育園側も初対面の人に子どもを引き渡していいのか。そして小さい子どもはその人に付いていくのか。ただでさえ体調悪いのに。

いつ病気になるかわからない、常勤しているわけではないスタッフの誰が迎えに行くかわからない…という状況で、事前に病児保育所と保育所の間で身元確認をし、子どもとの顔合わせをどうするか…という点を克服しないと、記事中のストーリは実現できません。

病児保育所という器を用意するだけではなく、昨日の話題のような親や働く側の環境も含め、いろんな方向から詳細を詰めないと、記事にさらっと書かれているように簡単にはいかないはずです。

ただ、できない!とばかり主張していてはだめで、この難しいところだからこそシンカとしても解決策を見いだしてビジネスチャンスとすべし…なのでしょう。

せっかくの施策なので「絵に描いた餅」にならないよう“イノベーション”が必要ですね。

病児保育施設を整備するだけじゃ足りなくて

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日取り上げたニュースについて、別の観点から考えました。

急病の子 預けやすく
厚労省、保育施設の普及後押し 看護師常駐求めず
[有料会員限定]

でも結局は、子どもが“急病”になったら半日程度は出社できないということになると思うのです。

  • 保育園から電話がかかってきて迎えに行く=翌日は病児保育室に預けるけれど、その日は退社する。
  • 朝に熱がわかり、いつもの保育園ではなく病児保育に変更する→朝は遅刻もしくは午前休

ですので、やっぱり職場の理解と環境整備も同時に進まないとせっかくの病児保育増設の効果も半減です。

チームで仕事を共有し、急な欠員でもフォローし合える環境であること。もう一歩踏み込んで、在宅、リモートで仕事できるようにして、仕事の穴を開けさせないという環境の構築も大事になってきます。

もちろん、業務の内容によって適/不適の差はありますが、こうした環境整備にも国の施策が向くと、世の中もぐっとワーキングマザー(ファザー)を受け入れる空気だったりそもそもの長時間労働を改善する機運も広がると思うのですが。

病児保育の規制緩和のニュース

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日の日経夕刊の一面は大見出し。

急病の子 預けやすく
厚労省、保育施設の普及後押し 看護師常駐求めず
[有料会員限定]

image1
すごく大きい文字の見出しにとても驚きました。こういった話題がたとえ夕刊とはいえ一面トップに出る世の中だということですね。一億総活躍?新3本の矢?の成果でしょうか。

補助金の財源には企業が年金などと一緒に国に納めている「子育て拠出金」を充てる。政府は16年度から拠出金の料率を従業員の給与の0.15%から0.20%に引き上げる方針。これによる840億円近い財源増額のうち、約27億円を病児保育の普及策に充てる。

見出しの割には額が大きくない…と思ってしまいましたが、前に進んでいるということを評価します。

37.5℃の涙というドラマがあったそうで、TVがない生活をしている我が家ではまったくわからないのですが、世間的には病児保育だったり、37.5℃を越えると預かってくれないということの認知があがっているのでしょうか。

まず看護師や保育士の配置にかかわる規制を緩める。いまのルールは子ども3人あたり保育士1人と、10人あたり看護師1人の配置を義務付ける。

 ただ利用する子どもがいないときまで看護師や保育士が常駐すると人件費負担が重くなる。いまは子どもがいないときのルールは明確でないが、看護師や保育士を常駐させなくてよいとする規定を新たにつくる。

 さらに病院などに併設されている病児保育の場合は、看護師がすぐに駆けつけられる体制をとっていれば子どもを預かっていても看護師の常駐は不要とする。4月をメドに病児保育の運営ルールを定めた自治体向けの実施要綱を見直す。

これまでが必要以上に慎重になりすぎて、コストが合わないとなっている現状を変えることは大賛成です。

本当に専門的な知識を持つ医師なり看護師さんの介助が必要になった場合に、事故が最も起きない体制を取れるのか、これからきちんと詰めていただいて、大事になるのは、利用者側にその施設の体制がどうなっているかというのが開示され、そのリスクを承知して預ける…ということかと考えます。

私の家族がお願いしていたところは「病後児」保育施設でした。急性期には預けることはできなかったり、医師の診断および紹介状が必要だったところでした。

市が委託して市街地にある大きな総合病院が運営していたので(病院隣接)、運営面ではとても安心だったのですが、定員が3名でした。保育園から「娘さんが発熱で」と連絡があると、夫婦で真っ先に心配するのは子どもの体調よりも「預けられるかしら」だったりしたことが懐かしいです。

当時はしょっちゅう発熱で要お迎えの電話があった印象です。その娘たちも、現在はそれぞれ小6、小3ですが、小学校にあがってからは2人通算で長女がインフルエンザで1日休んだだけです。
病児保育室に育ててもらいました。

■参考エントリ

親になって初めて知った言葉「病後児保育」 | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/byougojihoiku/

世田谷区の保育所が「非常勤職員」の募集をしているということで

こんにちは。シンカ代表の手島です。

当社のスタッフKが地元の世田谷区で非常勤保育士の職員の求人があがっているのを見つけたとの情報をくれました。

保育士不足を補う施策はいくつか昨年のニュースにもあがっていますので、その流れなのでしょう。例えば、日経新聞のこのニュース
幼稚園・小学校教諭を保育士に活用 厚労省が規制緩和案
2015/11/16 19:50

世田谷区と聞いただけで待機児童が多そうな印象がありますが、その実際の案内がこちら。(PDFファイルが開きます)

一気に100人近くの募集です。それだけ待機児童が多いということでしょう。区として満足する保育を提供するための必要数だと感じました。

この募集が定員に満たないから結果として待機児童も減りません…ってなって欲しくないですね。

この非常勤の仕事をしてみようという人が多くいることを願います。特に良く言われる“潜在保育士”さんが現場で活躍できるといいのですが。

条件の合う仕事があって就業でき、待機児童も減り、現職の保育士さんの疲弊が緩和される…なんていうみんなハッピーな方向に向かうことを願います。

実際の4月の就業状況(募集結果)を知ることができるのか、興味をもって見守りたいと思いました。

最後に余談ですが、この情報を知り、世田谷区のサイトに行ってみましたら、トップページのお知らせにこんなことが書いてありました。

お知らせ
平成28年1月4日
年末年始に野球場を遊び場として無料開放します

いいことだなーと思って内容を見てみたら…

以下の利用はできません
バットを使っての野球、サッカー、ゴルフなど

野球場なのに、バットを使っての野球ができないなんて…。それすら行政が口出さなきゃいけないんですね、最近は。子どもたちも子育てする親たちもいろいろ大変です。

2016年もよろしくお願いいたします

こんにちは。シンカ代表の手島です。
2016年になりました。年が新しくなるタイミングは気持ちもフレッシュになります。

私は親族集まって娘たちと甥っ子姪っ子とにぎやかに過ごしました。
このお正月休みで英気を養って、改めてのスタートという気分が盛り上がってきました。

2016年はシンカにとって勝負の年になると感じています。
昨年リリースしたSMILESQUARE加え、新たなインターネットサービスを投入する予定です。近々お知らせいたします。期待してください。

今年こそ『「ライフワークバランスの実現」を頑張る人たちを応援する』シンカを実現させます。

みなさまにとっても良い年になりますように。
本年もよろしくお願いいたします。

個人情報保護方針